タクシーの運賃は時間や距離によって増えていきますが、料金体系はタクシー会社や地域により微妙に異なります。
一律料金ではないため、10キロ以上の長距離移動をする際などは大まかな料金目安をあらかじめ知っておきたいですよね。
この記事ではタクシーの料金システムや、10キロ利用した際の値段・所要時間などを解説していきます。
都道府県ごとの料金目安といった細かい情報も漏らさず掲載しているので、ぜひ参考にしてみてください。
値段や所要時間がわかったら、おすすめのタクシー配車アプリを比較し実際にタクシーを使ってみるのが一番です!
タクシー料金を安くするお得な方法も紹介しているため、損をしたくない人は最後まで目を通しておきましょう。
画像引用元:GO公式サイト
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タクシー料金の仕組みを解説
まずはタクシー料金の仕組みについて、簡単に解説していきます。
一見難しそうなタクシーの料金体系ですが、基本さえ抑えておけば比較的容易に計算が可能です。
後ほど解説する10キロ移動時の料金目安とあわせて確認してみましょう。
基本料金は「初乗り・加算運賃」
タクシーの運賃は、基本的に初乗り運賃と加算運賃により決定されます。
上記の金額に迎車料金をはじめとする各種料金をプラスした金額が、タクシー料金の総額です。
- 初乗り運賃(①)+初乗り運賃適用後の加算運賃(②)=基本となるタクシー料金
- ①+②+迎車料金など=タクシー料金の総額
初乗り運賃は、タクシーに乗車したら必ず発生する料金です。
例えば初乗り距離が1.096㎞・初乗り運賃が500円の場合、1kmしか乗車していなくても500円かかります。
加算運賃は、初乗り距離超過後に加算される運賃です。
例えば加算運賃が250mごとに100円の場合、初乗り距離超過後に1km乗車した場合は400円が初乗り運賃に加算されます。
初乗り・加算運賃以外にかかる料金
初乗り運賃や加算運賃以外に発生する可能性のある料金を以下にまとめたので、こちらも見てみましょう。
- 迎車料金
→タクシーを呼んだ際に発生する、タクシー会社が定める料金 - 予約料金
→日時を指定してタクシーを配車予約した際に必要となる、アプリやタクシー会社が定める料金 - 待機料金
→タクシーを乗車場所に一定時間待たせると発生する、タクシー会社が定める料金 - 深夜割増料金
→22時~翌5時ごろまでにタクシーを利用すると発生する、タクシー会社が定める料金 - 冬季割増料金
→北海道や東北、北陸など雪深い地域で12月~3月ごろにタクシーを利用すると発生する、タクシー会社が定める料金
電話やアプリで配車予約をする際、上記のような料金が発生する場合は事前に口頭や手配画面で教えてくれる場合がほとんどです。
メーター運賃以外の料金もしっかりと確認しておき、後々のトラブルにならないようにしましょう。
タクシーで10キロ移動した際の料金目安
タクシーで10キロ移動した際の料金は、おおよそ3,000円~4,000円です。
ただしタクシーの運賃は主に以下の要素により変動するので、もっと高くなる可能性もあります。
- 利用地域
- 時間帯
- 交通量
- 信号の数
具体例として東京都(特別区・武三地区)でケースごとにタクシーを利用した場合の料金を計算してみました。
正確な金額まではわからなくてもいいから、具体的な目安を知りたいという方必見です。
待機時間ゼロの場合の料金
待機時間がゼロの場合の10キロ利用時の料金は以下のように約4,000円という結果になりました。
- 10km–1.096km(初乗り距離)=8.904km(加算運賃が適用される距離)
- 8.904km÷0.255km(加算距離をkmに換算)≒35回(加算運賃がカウントされる回数)
- 35回×100円(距離ごとの加算運賃)=3,500円(支払う加算運賃)
- 500円(初乗り運賃)+3,500円(加算運賃)=4,000円
実際は信号待ちなどが発生するため、待機時間ゼロというのはまず起こりえません。
したがって、最低料金が4,000円と見積もっておくと良いでしょう。
待機時間10分の場合の料金
待機時間が10分発生した場合の10キロ利用時の料金は、約4,600円です。
以下の計算で算出しました。
- 600秒(10分)÷95秒(待機料金が発生する時間を秒に換算)≒6回(待機料金がカウントされる回数)
- 6回×100円(時間ごとの待機料金)=600円(加算される待機料金)
- 4,000円(待機時間ゼロの場合の運賃)+600円=4,600円
待機時間は信号待ちのほか、配車したタクシーを待たせた場合も発生するので注意しましょう。
早朝や深夜の場合の料金
2割増しの料金が必要となる深夜・早朝は待機時間ゼロだと約4,800円、待機時間10分の場合は約5,400円になります。
計算式は以下の通りです。
【待機時間ゼロの場合】
- 1.096km(初乗り距離)÷1.2=0.913km(深夜・早朝の初乗り距離)
- 255m(加算距離)÷1.2≒213m(深夜・早朝の加算距離)
- 10km–0.913km=9.087km(深夜・早朝に適用される加算距離)
- 9.087km÷0.213km≒43回(深夜・早朝に加算運賃がカウントされる回数)
- 43回×100円=4,300円(深夜・早朝に支払う加算運賃)
- 500円+4,300円=4,800円(深夜・早朝の初乗り運賃と加算運賃の合計)
【待機時間10分の場合】
待機料金については深夜・早朝でも変わらないので、先ほど算出した600円を加算する
- 4,800円+600円=5,400円
上記の通り、深夜・早朝の場合は初乗り距離と加算距離にそれぞれ1.2で割られた距離が適用されます。
乗車する距離が延びるほど割高になってしまうので、深夜や早朝にタクシーを利用する際は特に注意しましょう。
【都道府県別】タクシー10キロ利用時の料金
ここからは、タクシーを10キロ利用する際の都道府県ごとの料金目安を以下の条件のもと紹介していきます。
- 日中に利用
- 迎車料金0円
- その他の手数料も0円
- 待機時間10分
計算については「待機時間10分の場合の料金」で用いた式を、タクシー料金については全タク連のサイトを参照しました。
※参照:一般社団法人 全国ハイヤー・タクシー連合会
利用予定地域のタクシー料金を検索する際などに役立ててみてください。
【北海道・東北】北海道の移動はタクシーが便利
北海道・東北地方のタクシー10キロ利用時の目安料金を見比べてみると、北海道の料金の安さが目立ちます。
北海道は迎車料金も全タクシー会社で0円なので、お得に乗車ができます。
広大な道内を移動する際は、ぜひ上記の料金も参考にしながらタクシーを利用してみましょう。
【関東】東京でタクシー10キロ利用時は料金に注意
関東地方では東京のタクシー料金の高さが際立っているので、都内でのタクシー移動の際は注意しましょう。
基本的に首都圏はタクシー料金が高い傾向にあるので、迎車料金なしのタクシー会社を選ぶなど節約を心がけてみましょう。
【中部】地域によって料金に差があるので注意
中部地方の9県は地域によって料金に差があるため、利用予定のエリアがある場合はよく確認しておきましょう。
今回調査した限りでは長野県のタクシー料金が全国で最も高く、10キロ乗車すると5,000円以上かかるという結果になりました。
同じく中部地方の静岡県とは約1,500円もの差があるため、長距離を移動する際は注意しましょう。
【関西】大阪は比較的リーズナブルにタクシーでの10キロ移動可能
関西地方の主要都市である大阪では、以下のように比較的リーズナブルにタクシー移動が可能です。
日本三大都市に数えられる大阪ですが、他の2都市よりもタクシー料金は控えめなので観光の際にもぜひ利用してみましょう。
【中国・四国】ほとんどの地域で3,000円代で10キロ移動が可能
中国・四国地方では、ほとんどの地域で3,000円代でタクシーの10キロ移動が可能です。
四国においては全県で3,000円代でのタクシー移動ができるので、旅行・出張の際はぜひ覚えておきましょう。
【九州・沖縄】沖縄のタクシー10キロ移動料金は国内最安
九州・沖縄もほとんどのエリアでリーズナブルに10キロ移動ができますが、特に沖縄の安さが群を抜いています。
沖縄のタクシー料金は国内で最安なので、バスやモノレール以外の県内の移動手段として有効活用してみましょう。
タクシー10km利用時の所要時間
国道や県道の場合、タクシーで10キロ移動する際の所要時間は約20分です。
カーナビの到着予想時刻は国道・県道の場合、時速30km/hで計算されている事が多いため以下の計算により求められます。
【国道・県道の10キロ移動時の所要時間】
10km÷30km/h≒0.3時間(18分)
一方高速道路の場合、カーナビでは時速80km/hで計算されている事が多いです。
したがって以下の計算により、高速道路では7~8分で10キロを移動できることになります。
【高速道路の10キロ移動時の所要時間】
10km÷80km/h=0.125時間=7.5分(7分30秒)
一般道と比べて10分ほどの差がある、と覚えておきましょう。
タクシー料金を安くする3つの方法
タクシーで10キロ以上の長距離移動をする際は、以下のタクシー料金を安くする方法を利用してみると良いでしょう。
いずれもタクシーアプリを利用すれば簡単に実行できるので、おすすめアプリの紹介も参考にしてみてくださいね。
事前確定運賃を選択する
事前確定運賃を選択することで、通常のメーター運賃よりも料金が安くなる可能性があります。
事前確定運賃は2019年から導入された、新たなタクシー料金の制度です。
走行距離をもとに算定した運賃に、地方運輸局が定めた係数を掛けて算出されます。
※参照:国土交通省
事前確定運賃には待機料金が含まれていない事から、道路が混んでいる時は通常のメーター運賃より割安になる可能性が高いです。
逆に道路が空いている時は割高になるかもしれないので、タクシーの注文前によく見比べてより安い方を選択するようにしましょう。
迎車料金なしのタクシー会社を選択する
電話やアプリでタクシーを配車する際は、迎車料金なしのタクシー会社を選択することで節約効果が高くなります。
迎車料金とはタクシー会社ごとに定められた、タクシーを呼んだ際に発生する料金です。
例えば東京の場合、迎車料金は0円~500円とかなり幅があります。
迎車料金は各タクシー会社の公式サイトに記載されている事が多いので、なるべく料金が安いところを選ぶと良いでしょう。
クーポンを利用する
タクシーアプリで頻繁に配布されているクーポンを利用すれば、電話や流しのタクシーに乗車する場合と比べてお得に乗車できます。
友達紹介キャンペーンなど、双方が得をするキャンペーンが開催されていることも多いためぜひチェックしてみましょう。
各タクシーアプリの特徴やクーポンは次項で詳しく解説していくので、少しでも安くタクシーに乗りたい人は参考にしてみてください。
10キロ移動時にもおすすめ!タクシーアプリ5選
アプリ | 迎車料金 (一部地域) |
支払い方法 | 国内対応エリア | クーポン |
---|---|---|---|---|
GO | 必要 |
|
43都道府県 |
|
S.RIDE(※PR) | 必要 |
|
8都府県 | |
DiDi Taxi | 必要 |
|
15都道府県 |
|
Uber Taxi | 必要 |
|
13都道府県 |
などを不定期に配信 |
フルクル | 不要 | タクシー会社ごとに異なる | 2都県 |
それぞれ詳しく解説していくので、アプリ選びに迷っている人もぜひ参考にしてみてください。
GO(ゴー)
画像引用元:GO公式サイト
GOはかつてディー・エヌ・エーが配信していたMOVを前身とするタクシーアプリで、2020年にサービスが開始されました。
タクシーアプリの中では43都道府県という最多の対応エリア数を誇り、利便性の高さは随一です。
高性能なAI予約機能が備わっているので、今すぐタクシーを呼びたい時はもちろん指定日時の配車予約もスムーズにできます。
また独自ネット決済のGO Payを利用すれば、降車時の支払いがなくなるのでノンストレスでタクシーの乗車が可能です。
頻繁に手に入るクーポンを利用することで、他社アプリよりお得に10キロ移動ができるのもGOならではのメリット。
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S.RIDE(エスライド)※PR
画像引用元:S.RIDE公式サイト
S.RIDEは、スライド操作のワンアクションでタクシーが呼べる便利なアプリです。
アプリ起動後はスライドするだけで近くのタクシーを配車できるのはもちろん、最長6日後までの配車予約にも対応しています。
事前確定運賃を選択できるため、10キロ移動で高額な料金になりそうな時なども安心して利用可能です。
タクシーを配車するたびにポイントが貯まっていく、ライドプログラムというサービスを提供しているのも特徴の1つ。
貯まったライドポイントはその場で結果が分かる抽選の応募に使用できるため、乗車するごとに当選のチャンスが増えていきます。
タクシーの乗車が楽しみになるサービスが満載なので、気になる人はぜひS.RIDEを利用してみましょう。
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DiDi Taxi(ディディタクシー)
画像引用元:DiDi Taxi公式サイト
DiDi Taxiは中国の配車サービス会社とソフトバンクの合併会社がリリースしているアプリで、国内では15都道府県で利用可能です。
AIによる素早く的確なタクシー配車サービスなどの提供により、全世界で5.5憶人ものユーザーを獲得しています。
決済方法にはPayPayが含まれているため、普段のショッピングと同様にポイントを貯める・使うことも可能です。
スマホ1つあれば手軽に10キロの長距離移動ができるため、わざわざ現金を用意する必要がない点もメリット。
友達紹介キャンペーンを利用すれば1,000円OFFクーポンがゲットできるので、友人・知人にも積極的に勧めてみましょう。
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※PayPay払いもできる※
Uber Taxi(ウーバータクシー)
画像引用元:Uber Taxi
Uber Taxiは、アメリカの企業ウーバー・テクノロジーズがリリースしているアプリです。
ウーバーイーツ注文時と同じような感覚で気軽にタクシーの配車が可能なうえ、約1ヶ月前からの配車予約もできます。
タクシー注文画面には運賃のほかドライバーの顔写真なども表示されるので、初めての人でも安心して利用できるでしょう。
Uber Taxi独自の機能である割り勘機能を活用すれば、友達と一緒に乗車した際もスムーズな支払いが可能です。
国内はもちろん海外でも利用できるため、海外旅行の際に10キロ移動する場合などにも大活躍してくれるでしょう。
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フルクル
画像引用元:フルクル公式サイト
フルクルはここまで紹介してきたアプリとは異なり、タクシーとのマッチングを図ってくれるアプリです。
配車は確約してくれませんが、呼んだタクシーとは別のタクシーに乗車してもOKなどメリットも多数あります。
タクシーを呼ぶ際もスマホを振るだけでOK、面倒な初期設定や難しい操作不要でいつでも手軽に利用できるのが魅力です。
呼んだタクシーに乗車しても迎車料金はかからないので、他社のアプリよりもお得に10キロ移動ができるでしょう。
万が一スマホを振った後にタクシーが来なくても別の方法でタクシーを呼べば良いだけなので、キャンセル手続きは不要です。
「とりあえずフルクルで呼んでみる」と、気軽な気持ちで利用できるアプリなのでぜひスマホに入れておきましょう。
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【距離別】タクシー代金の目安
ここからは、以下の距離別にタクシーを利用した際の料金目安を解説していきます。
全て東京都(特別区・武三地区)の場合で計算しているので、1つの目安として参考にしてみてください。
なお、それぞれの料金については「待機時間ゼロの場合の料金」で用いた式を利用して算出しています。
5キロ移動した場合の料金
タクシーで5キロ移動した場合の料金は、以下の計算により約2,000円かかります。
5kmー1.096㎞=3.904km(加算運賃が適用される距離)
3.904km÷0.255≒15回(加算運賃がカウントされる回数)
15回×100円=1,500円(支払う加算運賃)
500円+1,500円=2,000円(初乗り運賃と加算運賃の合計)
実際は上記の金額に待機料金などが加わるので、3,000円近くかかる可能性もあるので注意しましょう。
ちなみに5kmは、おおよそ東京駅からスカイツリーまでの距離に相当します。
6キロ移動した場合の料金
タクシーで6キロ移動すると料金はいくらになるのか計算してみたところ、以下の通り約2,400円という結果になりました。
6kmー1.096㎞=4.904km(加算運賃が適用される距離)
4.904km÷0.255≒19回(加算運賃がカウントされる回数)
19回×100円=1,900円(支払う加算運賃)
500円+1,900円=2,400円(初乗り運賃と加算運賃の合計)
東京駅から山手線の西日暮里駅までが大体6kmなので、距離の目安として覚えておくと良いでしょう。
7キロ移動した場合の料金
タクシーで7キロ移動する際は、約2,800円必要という計算結果になりました。
7kmー1.096㎞=5.904km(加算運賃が適用される距離)
5.904km÷0.255≒23回(加算運賃がカウントされる回数)
23回×100円=2,300円(支払う加算運賃)
500円+2,300円=2,800円(初乗り運賃と加算運賃の合計)
ここまでの計算結果から、1km増えるごとに運賃は約400円ずつ増していくことが分かります。
「7km移動するとタクシー料金はいくら?」というような情報が知りたい場合は、「5kmで約2,000円」と覚えておきましょう。
運賃は1kmで400円増えていくので、7kmで2,800円と簡単に計算ができるようになります。
8キロ移動した場合の料金
8キロ移動した場合は、約3,200円の運賃が必要です。
8kmー1.096㎞=6.904km(加算運賃が適用される距離)
6.904km÷0.255≒27回(加算運賃がカウントされる回数)
27回×100円=2,700円(支払う加算運賃)
500円+2,700円=3,200円(初乗り運賃と加算運賃の合計)
8kmは東京駅からJR池袋駅までの距離に相当するので、徒歩移動は現実的ではありません。
タクシーや公共の交通機関を利用して移動するのが良いでしょう。
9キロ移動した場合の料金
タクシーを9キロ利用した際の料金は、約3,600円です。
9kmー1.096㎞=7.904km(加算運賃が適用される距離)
7.904km÷0.255≒31回(加算運賃がカウントされる回数)
31回×100円=3,100円(支払う加算運賃)
500円+3,100円=3,600円(初乗り運賃と加算運賃の合計)
東京駅から起算すると、JR北千住駅までの距離がおおよそ9kmとなります。
タクシー料金も高額になるので、この記事で紹介したタクシー料金を安くする方法も参考にしてみてください。
11キロ移動した場合の料金
11キロのタクシー移動をした場合、料金は約4,400円必要です。
11kmー1.096㎞=9.904km(加算運賃が適用される距離)
7.904km÷0.255≒39回(加算運賃がカウントされる回数)
39回×100円=3,900円(支払う加算運賃)
500円+3,900円=4,400円(初乗り運賃と加算運賃の合計)
10キロ超過後も、以降は1kmごとに約400円ずつ運賃は加算されていきます。
「5キロで約2,000円」「10キロで約4,000円」など、キリの良いキロ数の料金目安を覚えておくと役立つかもしれません。
【時間別】タクシー代金の目安
距離別のタクシー料金に続いて、以下の乗車時間別の料金目安も解説していきます。
今回も東京都(特別区・武三地区)で乗車した場合を想定して計算しているので、1つの目安としてとらえておきましょう。
10分乗車した場合の料金
タクシーに10分乗車した場合の料金は以下の計算結果により、だいたい2,000円かかることが分かります。
10分でタクシーが進む距離は国道の場合、
30km/h×0.16時間(約10分)=4.8km
4.8kmー1.096km=3.704km(加算運賃が適用される距離)
3.704km÷0.255km≒15回(加算運賃がカウントされる回数)
100円×15回=1,500円(支払う加算運賃)
500円+1,500円=2,000円(初乗り運賃と加算運賃の合計)
東京駅から東京タワーまで国道経由で移動した場合の所要時間が約10分なので、目安として覚えておくと良いでしょう。
20分乗車した場合の料金
タクシーに20分乗車した場合の料金は、約4,000円です。
20分でタクシーが進む距離は国道の場合、
30km/h×0.33時間(約20分)=9.9km
9.9kmー1.096km=8.804km(加算運賃が適用される距離)
8.804km÷0.255km≒35回(加算運賃がカウントされる回数)
100円×35回=3,500円(支払う加算運賃)
500円+3,500円=4,000円(初乗り運賃と加算運賃の合計)
タクシーに20分乗車した場合はおおよそ10kmの移動距離となるので、料金とあわせて覚えておきましょう。
30分乗車した場合の料金
30分タクシーに乗車すると、料金は約6,000円かかります。
30分でタクシーが進む距離は国道の場合、
30km/h×0.5時間(30分)=15km
15kmー1.096km=13.904km(加算運賃が適用される距離)
13.904km÷0.255km≒55回(加算運賃がカウントされる回数)
100円×55回=5,500円(支払う加算運賃)
500円+5,500円=6,000円(初乗り運賃と加算運賃の合計)
30分乗車する場合は、時間制運賃を適用した方が安くなる可能性が高いです。
時間制運賃はタクシー会社や地域によって有無が異なるので、長時間乗車する予定の際はよく確認しておきましょう。
タクシーで10キロ移動する際の料金に関するQ&A
最後に、タクシーで10キロ移動する際のQ&Aを掲載していきます。
タクシーの乗車前によく確認しておき、おおまかな料金目安を把握しておきましょう。
Q1.東京で3キロ移動すると料金はいくら?
東京で3キロのタクシー移動をすると、料金は約1,200円かかります。
東京都(特別区・武三地区)の場合の料金を例に、以下の計算により算出しました。
3km-1.096km=1.904km(加算運賃が適用される距離)
1.904÷0.255km≒7回(加算運賃がカウントされる回数)
100円×7回=700円(支払う加算運賃)
500円+700円=1,200円(初乗り運賃と加算運賃の合計)
3kmは一見短距離に思えますが実際は東京駅からJR御徒町駅までの距離に相当し、徒歩では約40分かかります。
タクシーでも比較的リーズナブルに移動できるので、無理をせずに車や電車移動をすると良いでしょう。
Q2.タクシーは5,000円でどこまで行ける?
東京都(特別区・武三地区)の場合、5,000円あれば12~13kmほどタクシー移動ができます。
計算式は以下の通りです。
初乗り運賃500円で進む距離は、1.096km
加算運賃は255mごとに100円なので、残金4,500円では45回加算運賃がカウントされる分移動できる
255m×45回=11,475m
1.096km+11.475km=12.571km(初乗り距離と加算距離の合計)
ただし上記の計算では待機料金などを無視しているため、実際は10km弱の移動距離にとどまる可能性が高いです。
10キロ移動の際はアプリを使ってお得にタクシーに乗ろう!
タクシーで10キロ移動をすると3,000円~4,000円と、けっこうな金額がかかってしまいます。
少しでも安くタクシー移動をしたい場合は、クーポンが豊富なタクシーアプリの利用がおすすめです。
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