中古車選びは《走行距離〇〇キロ》が目安!年式とどっちを優先すべき?

中古車選びは《走行距離〇〇キロ》が目安!年式とどっちを優先すべき?

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中古車を選ぶときは、クルマの状態や価格はもちろん“走行距離”も大切。

「走行距離が多い=どれだけ乗ったか」なので、車体の状態に大きく関わってきます。

今回は、中古車選びで目安となる走行距離について解説。

安いという理由だけで走行距離が長い車体を選ぶと、「メンテナンスで結局コストが増えた」という結果になりかねません。

年式と走行距離の関係も解説していくので、このページを読めば「あの車にすればよかった…」という失敗も回避できますよ!

目次

中古車の走行距離の目安は「年式とセット」でチェック

「走行距離は1年=1万キロ」がポイント

中古車選びの際の走行距離は「1年=1万キロ前後」が基準

たとえば年式が5年落ちのクルマであれば、走行距離5万キロが目安となります。

「年式と走行距離どちらを優先するか」というより、年式と走行距離はセットでチェックするようにしましょう。

逆に年式5年で3万キロ〜4万キロと走行距離が少なければ、狙い目の中古車となります。

年式の割に走行距離が少ないのはなぜ?実は要注意!

あまりにも走行距離が短すぎた場合は、メンテナンス状態を要チェック!

上述で「年式の割に走行距離が短いのは狙い目」とお伝えしましたが、極端に走行距離が短い中古車は注意

※年式5年落ちなのに、走行距離は1万キロなどです。

 

そういった走行距離が短いクルマは、長いこと乗らずに放置されていた可能性があるからです。

メンテナンスも怠っている場合があるので、実際に乗ってみると「調子が良くない」ということも…。

年式のわりに走行距離が短いときは、その理由やメンテナンスの有無を確認するようにしましょう。

状態・予算別の走行距離の目安【おすすめ】目的別の重視すべきポイント

走行距離は3万キロ~10万キロの間で探す

中古車選びの基本は、はじめにお伝えした「1年=1万キロ」

これを基準に、中古車選びで重視すべき目的ごとの走行距離の目安も参考にしてみてください。

たとえば以下の通りです。

  • 新しさと状態の良さを重視
    ⇒走行距離3万〜4万キロ
  • 適度に状態が良く、かつ予算を抑えたい
    ⇒走行距離5万〜7万キロ
  • とにかく安さ重視(50万円以下など)
    ⇒走行距離8万〜10万キロ

【新しさと状態の良さ重視】3万キロ~4万キロなら現行モデルが見つかる

走行距離が3~4万kmの中古車なら、現行モデルぎりぎりの新しい車体が手に入る

長く乗ることを考えて状態の良さを重視するなら、走行距離は3万キロ〜4万キロがおすすめ!
「1年=1万キロ」の基準で考えると、年式は3年〜4年落ちのクルマがほとんどです。

そのため次のようなメリットがあります。

  • 部品が傷んでいない
  • 現行モデルがギリギリ手に入る
  • 新しい機能が搭載されている

車のフルモデルチェンジは5年〜7年スパンで行われます。

4年落ちなら、ギリギリ現行モデルの新しい車体が手に入るんですね。

そのため車体がキレイなのはもちろん、最新機能が搭載されているケースが多いです。

【状態も価格も重視】5万キロ~7万キロなら安くて年式も許容範囲

走行距離が5~7万kmの中古車なら、最も妥当な中古車が手に入る

ほどほどの車体の状態とリーズナブルさをとるなら、走行距離5万キロ〜7万キロが目安。

走行距離が5万キロを超えると、4万キロ台の中古車よりも価格が40万円以上も安くなります。

フルモデルチェンジの周期で考えても、前モデルの車体になるので大きな不満点はないでしょう。

また5年・7年(※)は車検の期間なので、きちんと車検を受けた後の車体かどうかもチェックしてみてください。

※年式1年=1万キロで考えた場合。

 

【価格重視で安く買いたい】50万円以下で狙うなら8万キロ~10万キロを検討

走行距離が8~10万kmの中古車なら、車種によっては20~30万円で手に入る

「3年位で買い替えを検討しているから、とりあえず今は安く済ませたい」
このような方であれば、8万キロ〜10万キロの走行距離が多い中古車をチェックしてみましょう。

“走行距離10万キロの中古車は危険”というイメージがありますが、現在は技術も向上しているので現役で15万キロは走行できます

こういった従来のイメージもあり、10万キロ前後は、車種によっては20万円〜30万円で手に入ることも。

きちんとメンテナンスされていれば比較的状態が良いケースもあるので、掘り出し物が見つかるかもしれません。

ただし10万キロオーバーの車は車検費用が高くなりがちなので、長く乗ることはおすすめしないです。

10万kmオーバーの中古車はココをチェック!

上記で「走行距離10万キロ以上でも現役で走る」と言いましたが、それはきちんとメンテナンスされていることが条件。

10万キロオーバーの中古車を選ぶ際は、以下のポイントを最低限チェックしておきましょう。

  • タイミングベルトが交換されている
  • タイミングチェーンが採用されている
  • ブッシュ類(緩衝材)が交換されている
  • エンジンのオイル交換がされている

たとえばタイミングベルトは、10万キロを目安に交換が必要な部品。

タイミングチェーンは半永久的につかえるほど耐久性があるので、採用の有無をチェックしてみてください。

またオイル交換がきちんとされていれば、クルマの調子は段違いにいいです。

▼走行距離10万キロ超え中古車の注意点については、以下の記事でも詳しくまとめております。

>>走行距離10万キロ超えの中古車は危険?購入・売却時のチェックポイントを解説

走行距離の目安がわかれば中古車が選びやすくなる

走行距離の目安が「1年=1万キロ」とわかれば、中古車も選びやすくなるのではないでしょうか。

この基準をもとに、重視するポイントにあった走行距離の中古車を選んでみましょう。

  • 新しさと状態の良さを重視
    ⇒走行距離3万〜4万キロ
  • 適度に状態が良く、かつ予算を抑えたい
    ⇒走行距離5万〜7万キロ
  • とにかく安さ重視(50万円以下など)
    ⇒走行距離8万〜10万キロ

こうやって走行距離の目安を活用すれば、条件にマッチする中古車に出会える可能性がグッと高くなるはずです。

中古車選びの基準を満たし、かつコスパ重視の中古車であれば不人気車を選ぶという手もあります。

その他の中古車購入時の注意点に関しては、以下記事でも詳しく解説しています。

>>【中古車購入時の注意点】後悔しないためのチェックポイント

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この記事を書いた人

株式会社イードが運営する自動車メディア・カーライゼーションのコンテンツ作成を担当。コンテンツ作成の根拠・流れは左記ページでも詳しくご紹介しています。

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