【外車の買取】高く売る方法やおすすめ業者を紹介！買取額が下がる理由や対策も

一般的に「外車の買取価格は低い」というイメージがありますが、どうせ売るならできるだけ高く売りたいと考えるのは当然ですよね。

とはいえ、外車を無計画に査定して納得できる買取金額をゲットするのはハッキリ言って難しいでしょう。

少しでも高く売るためには、外車が高く売れにくい理由を知った上で計画的に行動することが重要です。

この記事では、外車の査定額が安くなりやすい理由と高価買取を狙えるおすすめの売却方法を紹介しています。

人気輸入車の買取相場や国産車との差も紹介しているので、ざっくりと相場を把握しておきたい方も必見です！

【外車の買取相場】輸入車は査定額が安いって本当？

残念ながら、外車は国産車に比べて安くしか売れない傾向にあるのは事実です。
※その理由は後ほど詳しく解説します。

同条件の国産車と比較して1.2〜2倍ほどのマイナス査定になることもあります。

大きく損をしないためには、外車は高く売れにくいということを知った上で複数の査定を行い比較することが大切です。

「どうせ高く売れないならどうでもいいや…」と諦めずに、少しでも買取価格アップを目指しましょう！

輸入車買取価格相場表を紹介

「外車は実際どのくらいで売れるの？」という疑問をお持ちの方に向けて、国内で人気の輸入車5車種の買取価格相場表を作成しました。

メーカー・車種	買取価格	新車時の車両本体価格	購入価格との差
メルセデス・ベンツ　Cクラスセダン C180 アバンギャルド AMGライン　※2018年式　走行距離0.3万km	246万円 (販売価格328万円)	524万円	278万円
メルセデス・ベンツ　GLC 220d 4MATIC スポーツ ディーゼルターボ 4WD※2019年式　走行距離1.6万km	335万円 (販売価格446万円)	710万円	375万円
ＢＭＷ 3シリーズ 320d xドライブ ディーゼルターボ 4WD ※2020年式　走行距離0.5万km	291万円 (販売価格388万円)	589万円	298万円
フォルクスワーゲン ゴルフ TSI ハイライン ※2016年式　走行距離3.1万km	97万円 (販売価格129万円)	329万円	232万円
アウディ Q2 30 TFSI スポーツ ※2019年式　走行距離6.3万km	143万円 (販売価格190万円)	370万円	227万円

※ 2021年11現在のカーセンサーの販売価格を元に算出
※販売価格はマージン手数料（2.5割）を想定して計算

新車の本体価格と比べ、売却するときは平均280万円ほどの価格差があることが分かります。

購入時の金額が高い外車ほど中古車買取価格との差額が大きいのも外車の特徴です。

愛車の正確な買取価格は査定に出してみないとわかりませんが、大まかな買取相場を知っておいて損はないでしょう。

国産車と輸入車の買取相場の違い

次に外車と国産車の買取相場をトヨタクラウンとメルセデスベンツCクラスセダンを例に比較してみましょう。

	買取相場（2018年）	購入価格との差
【国産車】トヨタクラウンアスリート ※ハイブリッドS four	283万円	217万円
【外車】メルセデスベンツCクラス ※C200アバンギャルド	200万	300万円

※両車2015年式・走行距離40,000kmで比較
※新車販売価格はおよそ500万円

初車検前までの3年でクラウンはマイナス217万円に対し、ベンツは300万円も買取相場が下落しています。

だいたい似たような条件でも、国産車との差はある程度覚悟しておきましょう。

査定額が高くなる装備

外車の査定額にはオプションの有無も大きく影響するため、ここからは外車の査定額が高くなる装備について解説していきます。

以下の装備が付いている場合は、高額買取が狙える可能性があるので確認してください。

サンルーフは購入後に装着することができないので、ついているとプラス査定になりやすいです。

本革シートは擦れや破れがあるとマイナスポイントになりますが、状態が良ければ高評価になります。

輸入車のカーナビは国産車の規格サイズとは異なり後からの交換が難しいため、純正品が付いていると高額査定につながりやすいです。

輸入車のオプション装備の中には何十万円もする高級オーディオがあり、人気の装備のため査定額アップを狙えるでしょう。

外車の買取額が安くなってしまう理由は3つ

外車の買取額が安くなってしまう理由を3つ紹介します。

【理由①】外車は「査定項目」で減額されやすい

外車の「走行距離」「キズ・凹み」の査定項目は、国産車に比べて審査基準が厳しく減額されやすいことが理由の一つ目です。

思い当たる節がある方は、早期売却も視野に入れて検討してみましょう。

走行距離

外車の走行距離基準は国産車よりも厳しく設定されているため、過走行車の場合は大きな減額につながることも。

「JAAI」（日本自動車査定協会）の査定基準では年式ごとに標準走行キロ数を定めており、初年度登録からの年数×1万kmが査定の基準です。

走行距離が長ければ「マイナス」短ければ「プラス」になり、例えば「8,000km走行なら一定額のプラス査定」「12,000km走行なら一定額のマイナス査定」という具合に決定されます。
※ただし価格が安いクラスの外車は標準走行距離が短く設定されるので注意が必要

特にフェラーリやランボルギーニなどの超高級車は走行距離が少し長いだけでも大幅なマイナス査定になるため、早めの売却がおすすめです。

キズ・凹み

ボディにキズや凹みがある輸入車は、国産車に比べ1.2〜2倍程度の減額査定が一般的です。

例えば新車価格500万円でボディに10cm四方の傷があった場合は、国産車は14万円の減額に対し外車は17万円の減額となってしまいます。

外車の場合塗料が揃っていない店舗も多く、取り寄せコストが上乗せされるためです。

愛車に傷や凹みがある方は、査定時に減額率に注目してみると損しにくいでしょう◎

【理由②】外車は国産車に比べて故障が多く修理費用も高額

外車は国産車よりも故障しやすいことが、査定額の低さに少なからず影響しています。

海外では「車は交換や修理を行い乗り続けるもの」という考えが一般的で、定期的なメンテナンスを前提として作られています。

日本人にとって故障が多いクルマは敬遠されがちなため、中古車買取店としても利益の出にくい外車に高値をつけにくいのが現状です。

故障の際は部品を海外から取り寄せるケースもあり、国産車より整備費用や手間がかかりやすいことも関係しています。

【理由③】外車は日本人からの人気や需要が低い

「日本人に人気がない＝高く売れない」というように、買取価格の低さは需要の低さと深い関係があります。

例えば国産車と変わらない燃費の輸入車種が増えてきたとはいえ、ハイオクしか使えない分燃料費が割高なことは日本人にとってマイナスイメージにつながっているでしょう。

高級スポーツカーなどメーカーならではの特別なグレードの車は、趣味性が高く購入層が絞られることも要因。

またアフターサービスを受けたいときに持ち込める店舗が少ないことも、需要の低さに影響していると考えられます。

外車を高く売るなら一括査定かカーオークションがおすすめ

外車を高く売りたいなら、一括査定かカーオークションを利用する方法がおすすめです。

買取店によって得意なメーカーや車種に違いがあり、査定額に大きな差が出ることも珍しくありません。

より高い査定額をたたき出すためには、なるべく多くの店舗で査定を受けるのが高額査定への近道。

一括査定やオークションなら、外車愛好のユーザーをよく知る輸入車専門業者に見つけてもらえる可能性も高まります。

自分で業者を探し回る必要がないので、売却までスピーディーに進められるでしょう◎

上記の通り、おすすめの買取業者を6社紹介しますのでぜひチェックしてみてください。

【カーセンサー】業界最大級の提携業者数を誇る一括査定サイト

画像引用元：カーセンサー公式サイト

30年以上の運営実績がある「カーセンサー」は利用者からの信頼も厚く、初めての方でも安心して利用できる一括査定サイトです。

100〜200社ほどの提携業者数の他社と比べて、カーセンサーが提携している買取業者数は700社以上とダントツの多さ！※2023年9月時点

最大30社まで同時に査定依頼ができるので愛車の買取相場が簡単に分かり、外車の高価買取も十分狙えます。

一括査定は電話応対の煩わしさが気になる方も多いと思いますが、カーセンサーならオークション方式選択で電話対応は1社のみにできるので安心◎

1社のみの電話対応でお任せ出品できる「オークション」という売却方法が用意されているのも、カーセンサーならではの特徴です。

オークションでは最大5,000社が入札するため、待っているだけで自慢の外車の買取金額がグングン上がっていきます。

一括査定・オークションともに申し込みは無料かつ90秒あれば簡単にできるので、スマホ・PCから気軽に査定依頼してみましょう。

カーセンサーの評判をチェックしたい方はこちらを参照してください↓
＞＞カーセンサー（一括査定）の口コミはどうなの？実際の評判と特徴をまとめました

その他の一括査定サイトはこちらをチェックしてください↓
＞＞おすすめの「車一括査定サイト」ランキングTOP5！

【ガリバー】輸入車専門店も展開している大手買取業者

画像引用元：ガリバー公式サイト

全国に約460店舗を展開しているガリバーは、中古車買取台数No.1（※）を誇る大手の車買取業者です。
※2020年1月（株）日本能率協会総合研究所調べ

国産車はもちろん輸入車もメーカー問わず幅広く取り扱っていて買取実績も豊富なので、愛車の高価買取が期待できます。

公式サイトでも外車の買取実績データが詳細に掲載されているため、買取相場の把握などに役立ててみましょう。

またガリバーは、輸入車を専門に取り扱っているLIBERALA（リベラーラ）という店舗も展開しています。

リベラーラには外車の知識が豊富な査定員が在籍しているため、愛車のプラスポイントを適正に判断してくれるのがメリットです。

販売している車両は全て修復歴なしなど高品質な外車ばかりなので、買い取ってもらった後は次の車選びをしてみると良いでしょう。

【カーセブン】初めての利用でも安心の買取業者

画像引用元：カーセブン公式サイト

カーセブンでは下記のような安心宣言を掲げているので、初めて利用する人や車買取でトラブルに遭った事がある人にもおすすめです。

特に買取金額の半分を前払いしてくれるサービスは業界でも珍しく、すぐに資金が欲しい人には見逃せないサービスでしょう。

もちろんメルセデスベンツやBMWなど外車の高価買取実績も豊富なので、買取金額の面でも他社には負けていません。

査定申し込みは公式サイトの専用フォームや電話のほかLINEにも対応していて、スマホから気楽に依頼ができるのも特徴の1つ。

愛車を売却すると楽天ポイントやdポイントなどがもらえるキャンペーンも実施中なので、他社よりお得に愛車を売却できるでしょう。

【ユーカーパック】巨大オークションにラクラク出品

画像引用元：ユーカーパック公式サイト

ユーカーパックでは、自社が運営しているオークションに車を出品してくれるシステムを採用しています。

オークションには8,000社以上の業者が参加しているので、外車の価値が分かる買取店に高価買取してもらえる可能性が高いです。

実際に公式サイトでは様々な海外メーカー車の査定実績や、相場より高く売れたという嬉しい声などが多数掲載されています。

オークション中は入札のたびに通知がくるので、愛車の価値が上がっていくのを実感しながら楽しく売却できるでしょう。

一括査定とは違い愛車の査定はユーカーパックが1度行うのみ、連絡のやり取りも基本的にユーカーパック1社とだけ行えばOK。

ノンストレスで愛車を巨大オークションに出品できるので、一括査定に抵抗がある人や電話が苦手な人もぜひ利用してみましょう。

【アップル】しつこい営業の心配不要で利用可能

画像引用元：アップル公式サイト

1989年創業のアップルは、全国に約250店舗を展開する大手の車買取業者です。

買い取った車を自社販売できる体制が整っているため、余計な中間コストをカットした分買取価格に還元してくれるのが嬉しい点。

外車の買取実績も豊富で、公式サイトにはメルセデスベンツ車やアウディ車などの高価買取事例が複数掲載されています。

「しつこい営業なし」「査定後すぐに売らなくてもOK」などの約束事も明記されているので、誰でも安心して利用できるでしょう。

もちろん査定申し込みをしても売却を迫られることはなく、愛車の買取相場を知りたいだけという場合でも気軽に利用できます。

スムーズに気持ちよく取引ができる買取業者なので、女性や初めて車買取店を利用する人にもおすすめです。

【外車王】輸入車専門で高価買取を実現

画像引用元：外車王公式サイト

外車王は、20年以上の歴史と2万件以上の査定実績を持つ輸入車専門の買取業者です。

専門店ならではのノウハウや知識を活用し、他社よりも適正かつ高値での外車買取を実現しています。

自社工場にて低コストで修理・修復ができるため、不具合のある車でも高価買取してくれるのが嬉しいポイント。

出張査定対応エリアは日本全国、最短で即日に出向いてくれるので時間や場所を選ばずに利用できるのも外車王ならではの利点です。

もちろんローンの支払い中でも買い取ってもらえるうえ、名義変更などの手続きも全て代行してくれます。

信頼と実績は折り紙付きなので、外車買取を専門にしている外車王で愛車の高価買取を目指しましょう！

外車の買取に関するQ＆A

外車の買取に関してよくある疑問点をまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。

Q1.ディーラー下取りに出すと損をするって本当？

輸入車のディーラーはメーカーと契約をしており、新車の販売に注力しているため買取金額に期待はできません。

外車を下取りに出して新車への乗り換えを検討している方もいるかと思いますが、下取り金額は中古車買取店よりも低いケースがほとんどです。

買取金額も自動的に新車の購入にあてられるため、売却益を自由に使いたいという人は中古車買取の選択おすすめします。

新車の販売を目的としているディーラーとは違い、中古車買取店は買い取った外車の販売ルートを確保しているので高額買取が期待できるという訳です。

▼下取りの相場について詳しく知りたいという方は以下記事をご確認ください。
＞＞車の下取り相場の調べ方は？買取のほうがお得って本当？下取り・買取の違いや疑問点を一挙に解消！

Q2.古い外車でも買い取ってもらえる？

古い外車でも買い取ってもらえますが、クラシックカー専門店ならさらなる高額査定が期待できるでしょう。

仮に廃車寸前の状態でも珍しさやパーツの希少性に、価値を見出してくれる可能性があります。

愛車が古く仮に不具合があっても、査定額にはほとんど影響がないため修理に出す必要はありません。
※むしろ修理費用の方が高くついて損してしまいます。

Q3.外車を買取に出すときに必要な書類は？

外車を売却するときに必要な書類は、国産車を売却するとき同じで下記の通りとなります。

車検証や自動車リサイクル券は、車検証ケースと一緒にグローブボックス内に保管されている方が多いです。

印鑑登録証書は市区町村役場で発行してもらいますが、3ヶ月の使用期限があるので注意してください。

外車だからと高価買取を諦めなくてOK！

外車を少しでも高く売却するコツは、外車の買取が得意な業者を見つけて売ることです。

カーセンサーなら参加する買取業者数が多く選択肢が豊富なので、輸入車専門店に当たる可能性が高くなるでしょう◎

スマホ・PCから簡単に手続きができるので、ぜひこの記事を参考に愛車の高価買取を目指してください！