車の購入を検討中の方は、「少しでも車を安く買いたい」と考えるのは当然のことです。
しかし実際には安く買うための方法・コツがあやふやで、どうしたらいいのかはっきりとわからない方もいるはず。
実は車を安く購入するための具体的な方法は、意外とたくさんあるのです。
そこで本記事では、車を安くよりお得に買うためにできることを順序立ててご説明していきます。
車購入の手順から車を安く買う方法を解説していきますので、「車を買うのは初めてだから不安…」という方もぜひ最後まで読んでみてくださいね!
【まずは基本】車を安く買うための手順
車を買う際になるべく安く済ませる方法は、ご自身のライフスタイルに合わせた車を選ぶこと。
実は車選びの段階から、既に車を安く買うための準備は始まっています。
「ライフスタイルに合わせた車を選ぶ」とは具体的にどういったことなのか、以下で車を購入する手順に沿いながら解説していきます。
ステップ1.使用用途に合った車種を選ぶ
車種を選ぶ際は、まずは「なぜ車が欲しいのか」を明確にさせましょう。
極端な例ですが、少人数で乗る機会しかないのに8人乗りのミニバンを買ってしまうのは損ですよね。
無駄な車を買ってしまわないためにも、車種選びの段階から用途を絞ることが重要です。
各用途におすすめのボディタイプは以下の通り。
用途 | おすすめボディタイプ |
一人で通勤(通学)する程度 | 軽自動車・コンパクトカー |
家族や仲間内など大人数で出かけたい | ミニバン・ステーションワゴン |
アウトドアやレジャーも楽しみたい | SUV |
静かで安定した車内空間がほしい | セダン |
使用用途を明確化していけば、どんな車を買えばいいのかを把握できます。
まずはボディタイプを絞り、そこから「どんな性能が良いのか」「オプションは何が必要なのか」などを思索していきましょう。
【新車か中古車か】「車にかけられる値段」を把握する
ボディタイプを絞るのと同時に、車にかけられる全体の予算感を絞っていきます。
要するに「何の用途のために、どの程度の金額を出せるのか」を把握しておくということです。
車は購入したら終わりの買い物ではありません。
乗り続けるためには維持費もかかり、購入時には車両本体価格のみではなく税金等その他の諸費用もかかります。
車の維持費や諸費用も視野に入れ、今後かかってくるであろう車に関する全体の予算感をしっかり把握しておくことがポイントです。
新車を買うか中古車を買うかで悩んでいる方も、予算感を把握することで自ずと選択肢は絞れてくるでしょう。
▼「新車と中古車どちらを購入するか迷う…」という方は、以下記事も参考にしてみてください。
>>新車と中古車はどっちがお得?メリット・デメリットと気になる8項目を徹底比較
ステップ2.実際に店舗へ行って実車を確認する
欲しい車種やグレードが決まったら、購入前に試乗しておくのがおすすめです。
実際に試乗しておくことで車購入後の生活をイメージしやすくなり、「買ったけど結局使い勝手が悪くて余計な出費にしかならなかった」という事態を防ぐことに繋がります。
試乗する際は以下の点を確認しましょう。
- 運転席からの視界は充分か
- 使用用途に不便はないか
例:家族を乗せて遠出するのに充分な荷物は乗るか、一人で快適に過ごせるか、等 - シートの座り心地・クッション性に不快感はないか
- 操作性に不都合はないか
購入する車は、これからのご自身やご家族の生活に寄り添うことになります。
生活する上で不具合・不都合のある車を避けるためにも、室内空間の快適さや性能面などはしっかり確認しておきましょう。
▼中古車の購入で失敗・後悔したくない方は、以下記事も合わせてチェックしてみてください。
>>【中古車購入の注意点】後悔しないための購入時チェックポイントを徹底解説!
ステップ3.交渉・商談をして見積もりを取る
購入したい車が決まったら、いよいよ交渉・商談の始まりです。
値引き交渉は新車だけでなく中古車でも可能なので、積極的に交渉を進めていきましょう。
車の主な値引き術は以下の通り。
- ライバル車を引き合いに出す
- ディーラー同士で競合させる
- 端数の切り落としを提案する
中古車であっても複数の販売店で複数の候補を用意し、価格や機能面などで比較・交渉していくのは有効的です。
また見積もりには不要なオプションが付いていないかチェックして無駄を省きましょう。
▼「車の値引き交渉術を詳しく知りたい!」という方は、以下記事をご参照ください。
>>新車の値引き相場はいくら?購入者100人に聞いた本当に効果的な交渉術5つも紹介
>>中古車の値引きは交渉次第でできる!いくら値引きできるのか相場も紹介
値引きは車両代金以外にも可能
車両価格以外にも、実は以下のような諸費用でも値引きの余地はあります。
- 納車前のクリーニング代
- 納車費用
- 手続料・代行料など事務手数料
車は購入後、基本的には自宅まで納車してくれます。
しかし「自分でお店に取りに来る」と言えば納車費用を削ってもらえることも。
また通常はディーラーや販売店に依頼する保険等の手続きをご自身で行えば、事務手数料なども削れてさらに安く済ませられます。
ステップ4.必要書類を準備する
見積もり内容や費用の面で問題がなければ、次は契約に進みます。
契約に必要な書類は以下。
必要書類 | 交付元 |
実印(軽自動車の場合は印鑑でも可) | – |
印鑑登録証明書(軽自動車の場合は不要) | 市区町村の役所 |
車庫証明書 | 警察署 |
車検証 | 販売店が用意 |
自賠責保険証 | 販売店が用意 |
販売店に手続きを委託するための委任状 | 販売店が用意 |
住民票(軽自動車のみ) | 市区町村の役所 |
販売店が用意するもの以外はご自身で用意する必要があります。
契約当日になって滞らないよう、必要書類は前もって準備しておきましょう。
ステップ5.購入費用を支払う
車の購入費用は、現金一括払いかカーローンでの支払いが選択できます。
※クレジットカードでの支払い可否は販売店によって違うため要確認。
現金一括払いとローン支払いでは、それぞれ以下のようなメリット・デメリットがあります。
メリット | デメリット | |
現金一括払い |
|
|
カーローン |
|
|
どちらの支払い方法がよりご自身の経済状況に適しているかを考えながら選択しましょう。
またカーローンには大きく分けて、ディーラーローン・銀行系ローン・販売店の自社ローン(中古車のみ)の3種類があります。
中古車であってもカーローンを組むことは可能です。
ただし金利が高く、返済中に車を売却したり買い替えをしたい場合は一括で返済する必要があります。
ひとえにカーローンと言っても特徴は様々なので、ご自身で負担なく返済できるローンを選びましょう。
ステップ6.納車手続きをする
納車時はディーラー・販売店のスタッフと現車確認ができる最後の機会となるため、確認事項はしっかり済ませましょう。
納車時の確認事項は以下。
- 傷や凹みの有無
- 希望のオプションが装備されているか
- 車検証に不備はないか
- ウインカーやヘッドライト、ワイパーなどが正常に作動するか
納車当日に車の不備を発見した場合は、必ずその場で伝えることが重要です。
納車時に伝えなかった不備や不具合については「購入者側の落ち度」と判断され、きちんとした保障対応をしてもらえないこともあります。
車を安く買う方法4選
車の購入手順を把握したら、次は実際に実行できる「安く買うための方法」を4つご紹介します。
- 安く買える時期を狙う
- 金利の低いローンを選ぶ
- 【乗り換えの場合】現状の車を売って資金調達をする
- 契約満了後に車をもらえるカーリースを利用する
ほんの少しの留意で車の購入価格は下げることができるので、なるべく車の購入費用を抑えたい方はぜひ実践してみてくださいね。
①安く買える時期を狙う
車には安く買える時期というものが存在します。
具体的なタイミングは以下の通りです。
- 決算期である3月・9月
- ボーナス商戦時期の6月・12月
- 車両のモデルチェンジの前後
決算期はその年の売上を左右する大事な時期のため、販売店側も売上を立てようと値引き交渉に応じてくれやすくなります。
またモデルチェンジ前の車両は、前モデルを売り切ろうとするため値引いてくれやすいです。
モデルチェンジ後も同様で、前モデルの在庫を抱えるのは販売店側にもコストがかかるため早く売ろうとします。
②金利の低いローンを選ぶ
カーローンを利用する場合は、金利の低いローンを選べるように準備しておくと良いでしょう。
車自体が安い買い物ではないため、金利が1~2%違うだけでも支払総額に数万円の差が生じてきます。
一般的には銀行系ローンなどが金利が低いとされていますが、その分審査が厳しく手続きが複雑に。
他のカーローンを利用するとしても、事前に審査準備や手続方法を確認しておきましょう。
③【乗り換えの場合】現状の車を売って資金調達をする
今乗っている車を高く売って資金を調達し、新しい車の購入資金に充てるという選択肢もあります。
車を高く売るためには予め相場を把握しておくことがポイントです。
新車購入の場合は下取りを利用するのが一般的ですが、実は下取りは買取より数十万円ほど低い査定額に。
そこで買取相場を引き合いに出し下取り価格を交渉することで、損なく下取りに出せるのです。
買取相場を知るためには、一括査定の利用がとても便利!
Webから一度の申込みで複数業者に査定依頼がかけられるため、ご自身の足で業者を回りながら相見積もりを取る手間が省けます。
一括査定を通した査定依頼であれば無料の出張査定に対応している場合が多く、都合の良い日時を提示すればあとは査定を待つのみです。
画像引用元:カーセンサー公式サイト
「カーセンサー」は提携業者数700以上 ※2023年9月時点、同時査定依頼可能数30社を誇るまさに業界トップサイト。
実は車の査定額は、複数の業者が一台の車を競り合うことでどんどん上昇していきます。
つまり一度に30社もの業者に査定依頼をかけられるカーセンサーは、実質的に最も車を高く売ることができるサービスなのです!
もちろん「下取り価格交渉のために買取相場を知りたいだけ」という方も、無料で利用できます。
買取額に納得行かなければ売却を断ってもOK!
せっかくの愛車にどれだけの価値が付くのか、一度カーセンサーで調べてみましょう。
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▼「カーセンサーについてもっと知りたい!」という方は、以下記事をご参照ください。
>>【口コミあり】カーセンサーの一括査定の評判はやらせばかり!?実態と特徴を解説
▼カーセンサー以外のおすすめ一括査定サイトに関しては、以下記事で詳しくご紹介しています。
>>「車一括査定」サイトランキングTOP5!おすすめのとこだけ厳選して紹介
④契約満了後に車をもらえるカーリースを利用する
「安く車に乗りたい!」という方には、カーリースという選択肢もあります。
カーリース(車のサブスク)は、月額制で車の借用契約を交わすサービスのこと。
カーリースなら以下の理由から、車を購入するよりお得に安く車に乗ることができます。
- 頭金不要(初期費用0円)で車に乗れる
- 月額の中には車検費用・保険料等諸費用も含まれる
- 月額は安ければ1万円台~!
カーリースの料金は、契約満了時の想定残価を差し引いた車両価格を契約月数で割って算出します。
最終的な残価の精算も不要なため、購入するより圧倒的に安価で車に乗れるというわけです。
「借用契約」ではあるものの、中には契約満了後にそのまま車をもらえるサービスも。
後々ご自身の所有物になるのなら、安価なローンを支払っていると思えばカーリースの利用はかなりお得です!
車をもらえるカーリースなら「定額カルモくん」がおすすめ!
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「定額カルモくん」なら月額最安値は1万円台~!
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以前までは一部車種にしか適応されていませんでいたが、2021年2月から「乗り放題オプション」として新車全車種に対応済み。
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またトヨタ・日産・ホンダ・マツダなど複数の正規ディーラー車を取り扱っているため、選べる車種が豊富な点も特徴です。
軽自動車のラインナップも充実しているため、車に関する幅広いニーズに応えられます。
プランの内容もたくさん用意されているので、ぜひご自身にピッタリのプランから理想の一台を見つけてみてくださいね!
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▼定額カルモくんの実際の口コミ・評判は、以下記事で詳しくまとめています。
>>おトクにマイカー定額カルモくんの評判・口コミは?審査が厳しいって本当?
▼カーリースなら車の維持費の心配もなし!維持費の目安は以下記事で解説しています。
>>車の維持費を節約できる方法7選!維持費の月間・年間シミュレーションも車種別に比較
車を安く買うためのその他のQ&A
Q1.車を安く買うためにカーオークションを利用するのはアリ?
少し面倒な過程はありますが、一度カーオークションを利用してみるのはアリです。
カーオークションで競り落とせれば、通常の店舗で購入するよりも安く入手できる可能性もあります。
車のオークションは買う側も売る側も特別な資格が必要なため、一般の人は参加できません。
オークション代行業者を通して参加し、代理で競り落としてもらう必要があります。
▼車のオークション代行を検討中の方は、以下記事をご参照ください。
>>中古車「オークション代行」ってどうなの?よくあるトラブルへの対策やかかる手数料も紹介
Q2.タイヤやホイールを安く買う方法はあるの?
どうしても安く買いたいのであれば、ネットショッピングを利用しましょう。
ただし正規ディーラーの整備士が作業して取り付けてくれるという「安心感の付加価値」は、ネットショッピングでは買えません。
タイヤやホイールは正規ディーラーで買うと高いので、値引き交渉した方が得策です。
ディーラーで購入する場合は価格の-10%程度までは値引きの余地もあります。
安さか安心感か、どちらを優先するかはご自身の予算感と相談して決めましょう。
車を納得できる価格で購入するためには
より納得できる価格で車を入手するためには、柔軟な対応で車選びを進めましょう。
「この機能は本当に必要なのか」「オプションは減らせないか」など、少し頭を柔らかくして考えると値引き交渉の余地も見えやすくなります。
またカーリースの利用であれば、購入するより断然お得に車を入手することが可能です。
ご紹介した「定額カルモくん」なら契約満了後に車ももらえるので、「カーリースだと自分の持ち物にならないから…」という心配もいりませんね。
車は今後の人生に寄り添う大切な買い物なのですから、納得の一台で理想のカーライフを実現させましょう!
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