電動キックボードシェアリングサービス、LUUPが名古屋で開始 5月30日より

名古屋市でLUUPの提供開始
  • 名古屋市でLUUPの提供開始
  • LUUPの3つのポイント
  • LUUPの利用方法
  • 電動キックボードの乗り方

Luupは、電動キックボードや電動アシスト自転車などの「電動マイクロモビリティ」のシェアリングサービス「LUUP(ループ)」の提供を5月30日13時より名古屋市で開始する。

LUUPは、車両を小型化したことで、従来のシェアサイクルサービスと比較して省スペースにポートが設置できるようになり、高いポート密度を実現している。また、「ライド開始時に必ず空きのある返却ポートを選択すること」「返却時にポートの枠線内に返却したことを示すためにアプリ上で写真を撮影・提出すること」を利用者に課すことで、ポートから車両が溢れたり、返却車両が乱れたりして街の景観を損ねることがないようにサービスを設計している。

名古屋市は日本有数の大都市の一つであり、中心地の繁華街や重要文化財である歴史的な建造物などの魅力的な観光スポットも多いエリア。自転車利用者も多く、専用レーンや駐輪場の整備が進められている。今回、名古屋市でLUUPを提供することで、市民や観光に訪れた人たちの短距離移動をより便利にし、街の活性化につなげるとともに、放置自転車対策としても街づくりに貢献することを目指す。

利用料は基本料金50円、時間料金1分あたり15円。利用可能エリアは名古屋市全域。ポート数は約50ポートを予定している。電動キックボードの利用には、アプリから運転免許証登録と交通ルールテストの連続満点合格が必要。電動アシスト自転車のみ利用の場合はこれらの対応は不要となる。

電動キックボードは最高速度は15km/h。ヘルメットの着用は任意となる。車道に加えて、普通自転車専用通行帯、自転車道、一方通行だが自転車が双方向通行可とされている車道の逆走が可能。なお、車両の走行が著しく多い道路については自主的に走行禁止道路とし、アプリ上のマップで表示。利用者に迂回を促す。

《纐纈敏也@DAYS》

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