テスラ『ロードスター』新型は2024年に生産開始、マスクCEOが発表

テスラ・ロードスター新型
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テスライーロン・マスクCEOは5月16日、米国で開催した年次株主総会において、オープンスポーツEVのテスラ『ロードスター』(Tesla Roadster)新型の生産開始が、2024年になるとの見通しを発表した。

2008年に発売された初代ロードスターは、テスラの原点となったEVだ。英国のスポーツカーメーカー、ロータスの『エリーゼ』の車台をベースに、テスラ独自のEVパワートレインを搭載していた。その後の『モデルS』、『モデルX』の成功の基礎を築いたのが、初代ロードスターだった。

新型ロードスターは、2世代目モデル。初代とは異なり、テスラのオリジナルデザインとなる。また、頭上のガラスルーフを脱着するタルガトップを採用する。後席にシートを設けた4名乗りという点も、2シーターだった初代との違いだ。

動力性能は、大幅に進化した。モーターやバッテリーなどのスペックは公表されていないが、0~100km/h加速は2.1秒、最高速は400km/h以上。1回の充電で、およそ1000kmの航続を可能にしているという。

《森脇稔》

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