アルパインは5月18日、カーナビゲーション「ビッグX」シリーズ専用アプリ「ビッグXコネクト」の「what3words」対応を発表した。
what3wordsは、地球上を3メートル四方のマス目で分割し、それぞれのマス目に3つ単語を固有に組み合わせた「what3wordsアドレス」を割り当てたジオコーディングシステム。革新的な位置情報の伝達方法として世界から注目を集めている。
what3wordsアドレスはwhat3wordsのサイトや、対応するガイドブックやアプリで確認でき、例えば福島県いわき市にある塩屋崎灯台にある記念碑には「///えのぐ。かなでる。ひらたい」という3単語が割り当てられている。また、スタジアムの入場ゲート前やイベントのポップアップストア前などといった詳細な位置もwhat3wordsを利用すれば共有可能。目印になるようなものがない場所でも3つの単語の組み合わせで指定でき、スムーズに集合できる。
専用アプリ「ビッグXコネクト」でのwhat3wordsの使い方は、まず、what3wordsアプリや対応した地図アプリ、ガイドブックなどでアドレスをチェック。ビッグXコネクトアプリの検索窓にwhat3wordsアドレスを入力すれば、検索した特定地点が確認できる。次にアプリ下部にあるボタンをクリックしてビッグXへ送信。カーナビでの目的地設定が可能となる。