ベントレー(Bentley)は7月29日、2022年上半期(1~6月)の世界新車販売の結果を発表した。総販売台数は7398台。前年同期比は3%増とプラス維持した。
市場別実績では、最大市場の北米が、前年同期比1%増の2068台と堅調だった。一方、中国(香港とマカオを含む)は1621台にとどまる。新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の感染拡大を受けたロックダウンにより、前年同期比は25%減とマイナスに転じた。
欧州は上半期、前年同期比33%増の1524台と好調。英国本国も、44%増の795台と伸びている。中東は、前年同期比9%減の474台だった。
アジア太平洋地域は、前年同期比18%増の916台とプラスを維持した。このうち、日本では274台を登録した。前年同期比は3.9%減と、2年ぶりに前年実績を下回った。
車種別の上半期実績では、SUVの『ベンテイガ』が全体の40%を占めて、最量販車に。『フライングスパー』は27%、『コンチネンタルGT』が33%を占めた。欧州では、『コンチネンタルGTスピード』の投入が販売増に貢献した。
ベントレーの2021年の世界新車販売台数は、9年連続で1万台を超えて、過去最高の1万4659台。前年比は31%増とプラスを維持した。