アバルト、WRCを制した『131ラリー』に敬意…695 に限定車

アバルト 695 トリブート 131ラリーとアバルト 131ラリー
  • アバルト 695 トリブート 131ラリーとアバルト 131ラリー
  • アバルト 695 トリブート 131ラリー
  • アバルト 695 トリブート 131ラリー
  • アバルト 131ラリー
  • フィアット131アバルト・ラリー(2020年、オーストリアでのラリーイベント)
  • フィアット131アバルト・ラリー(2020年、オーストリアでのラリーイベント)
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アバルトは5月4日、『695トリブート131ラリー』(Abarth 695 Tributo 131 Rally)を欧州で発表した。名車アバルト『131ラリー』が最後のラリーに出走して40周年にあたることに敬意を表し、世界限定695台を生産する予定だ。

フィアット『131』の2ドアセダンをベースに、アバルトが高性能化を図ったのが、アバルト131ラリーだ。1976年にWRC(世界ラリー選手権)にデビューしたアバルト131ラリーは、1976~1981年の6年間に、18の国際ラリーで勝利した。1977年、1978年、1980年には、フィアットにWRCのコンストラクターズチャンピオンをもたらしている。

アバルト695トリブート131ラリーには、オリジナルモデルのブルーのボディカラーを再解釈した3層仕上げの「ブルーラリー」が用意された。ドアの下部にはアバルト131ラリーのシルエットをあしらう。室内には、アルカンターラ仕上げのダッシュボードとブルーをアクセントに配した新デザインのサベルト製シートを採用している。


《森脇稔》

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