トヨタ RAV4、新LEDライトで表情変化…2022年型を12月米国発売へ

新グレードの「SEハイブリッド」を設定

「XSEハイブリッド」にはPHVと同じ縦長デザインのフォグランプ

ハイブリッドシステム全体で219hpのパワーを発揮

トヨタ RAV4 の2022年モデル(XSEハイブリッド)
  • トヨタ RAV4 の2022年モデル(XSEハイブリッド)
  • トヨタ RAV4 の2022年モデル(SEハイブリッド)
  • トヨタ RAV4 の2022年モデル(SEハイブリッド)
  • トヨタ RAV4 の2022年モデル(SEハイブリッド)
  • トヨタ RAV4 の2022年モデル(SEハイブリッド)
  • トヨタ RAV4 の2022年モデル(SEハイブリッド)
  • トヨタ RAV4 の2022年モデル(XSEハイブリッド)
  • トヨタ RAV4 の2022年モデル(XSEハイブリッド)

トヨタ自動車の米国部門は11月12日、『RAV4』(Toyota RAV4)の2022年モデルを12月、米国市場で発売すると発表した。

新グレードの「SEハイブリッド」を設定

RAV4の2022年モデルには、新グレードとして、「SEハイブリッド」が設定された。また、すべてのグレードにおいて、エクステリアとインテリアを中心に、アップデートが施されている。

SEハイブリッドは、スポーティなパフォーマンスとスタイルを求める顧客をターゲットにする。上位グレードの「XSEハイブリッド」と比較して価格を抑えた。SEハイブリッドには、モノトーンペイント、ファブリックトリムシート、6スピーカーを備えた7インチのタッチスクリーンを標準装備した。

オプションでのウェザーパッケージでは、ヒーター機能付きの革巻きステアリングホイール、フロントシートヒーター、凍結防止機能を備えた雨滴感知ワイパーを用意する。コンビニエンスパッケージには、サンルーフ、高さ調節可能なパワーリフトゲート、9インチのタッチスクリーンを備えた「AudioPlus」が含まれている。トヨタ RAV4 の2022年モデル(XSEハイブリッド)トヨタ RAV4 の2022年モデル(XSEハイブリッド)

XSEハイブリッドにはPHVと同じ縦長デザインのフォグランプ

2022年モデルのRAV4には、すべてのグレードでエクステリアとインテリアを中心にアップデートを受ける。 中でも XSEグレードは、カヴァリーブルーのボディにブラックルーフの組み合わせが選択可能に。大胆な新色を手に入れたという。カヴァリーブルーのボディカラーは、単色では「TRDオフロード」グレードやSEハイブリッドにも用意される。

アルミホイールにもアップデートが施される。 「LEハイブリッド」、「XLE」、「XLEハイブリッド」グレードは、アドベンチャーグレードと同様に、ホイールに新色を採用した。「XLEプレミアムハイブリッド」と「リミテッドハイブリッド」、XSEハイブリッドは、新デザインのアルミホイールを装着している。

XLEから上のグレードには、スタイルと機能向上のために、新デザインのヘッドランプを採用する。新しいプロジェクタータイプのLEDヘッドライトを採用し、表情が変化した。XLEプレミアム、リミテッド、「アドベンチャー」、TRDオフロードには、新しいLEDフォグランプが導入された。XSEハイブリッドには、プラグインハイブリッド車(PHV)の「XSEプライム」と同じ縦長デザインのフォグランプを装備する。

インテリアのアップデートに関しては、すべてのグレードに鍵付きグローブボックスとLEDインテリアランプが追加された。XLE以上のグレードは、照明付きのインテリアスイッチを採用する。リミテッドグレードは、8ウェイパワー調整機能が助手席に追加されている。トヨタ RAV4 の2022年モデル(SEハイブリッド)トヨタ RAV4 の2022年モデル(SEハイブリッド)

ハイブリッドシステム全体で219hpのパワーを発揮

RAV4のハイブリッドには、直噴2.5リットル直列4気筒ガソリンアトキンソンサイクルエンジン(最大出力176hp、最大トルク22.5kgm)に、フロントモーター(最大出力118hp、最大トルク20.6kgm)、リアモーター(最大出力54hp、最大トルク12.3kgm)を組み合わせたトヨタハイブリッドシステムを搭載する。

システム全体で、219hpのパワーを引き出す。小型・軽量・低損失化技術と「TNGA」による2.5リットル「ダイナミックフォース」エンジンの高い燃焼効率と高出力とのシナジーにより、優れた動力性能や低燃費を追求した。

このハイブリッドパワートレインは、エンジンの高トルク化により、アクセル踏み込み時のレスポンスや加速性能を向上させた。燃焼効率の引き上げとトランスミッションの高効率化により、動力性能と低燃費の両立も図った。バッテリー(二次電池)は、ニッケル水素を使用している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集