メルセデスベンツ EQC に「AMGライン」、EVにもスポーティ仕様…欧州設定

フロントグリルやバンパーが専用デザイン

フラットボトムのスポーツステアリングホイール

ツインモーターは最大出力408hp

複数のドライブモードが切り替え可能

メルセデスベンツ EQC のAMGライン(欧州仕様)
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メルセデスベンツは2月17日、ブランド初の市販EVの『EQC』(Mercedes-Benz EQC)の欧州仕様車に、「AMGライン」を設定すると発表した。

フロントグリルやバンパーが専用デザイン

AMGラインのエクステリアには、光沢ブラックサラウンドを備えたツインブレードデザインの専用ブラックパネルフロントグリル、エアインレットを備えたジェットウィングデザインの専用フロントバンパーが装備された。クロームのトリムやハイグロスブラックのインサートに加えて、機能的なエアカーテンも付く。

19インチのAMG 5本ツインスポークアルミホイールは、光沢仕上げとし、タンタルグレーで塗装された。専用のリアバンパーやエアアウトレット、クロームトリム付きのブラックディフューザーインサート、ボディ同色ドアミラーも装備されている。

フラットボトムのスポーツステアリングホイール

AMGラインのインテリアには、フラットボトムデザインで、穴あきグリップエリアを備えたナッパレザーのマルチファンクションスポーツステアリングホイールを採用した。シートには、人工レザーの「ARTICO」とマイクロファイバーの「DINAMICA」を使う。ダッシュボードにはナッパレザー調の人工レザー、ロゼゴールドまたはミディアムグレーのトップステッチをあしらう。メルセデスベンツ EQC のAMGライン(欧州仕様)メルセデスベンツ EQC のAMGライン(欧州仕様)

また、センターパネルにはブラックのトップステッチ、アームレストにはミディアムグレーのトップステッチを添えた。ブラック仕上げのドアパネル、アンスラサイト仕上げのカーボンファイバー調トリム、ブラッシュドステンレススチール製のAMGスポーツペダル、AMGフロアマット、クロームドアピンなども装備されている。

さらに、AMGラインには、「EASY-PACK」と呼ばれるラゲッジコンパートメントカバー、インテリアライトパッケージ、シートコンフォートパッケージ、ミラーパッケージ、パークトロニック付きアクティブパーキングアシスト、断熱&遮音音響ガラス、リバースカメラ付きパーキングパッケージ、高出力サウンドシステム、アンビエントライト、リモート&拡張充電サービスプレミアムが採用される。

ツインモーターは最大出力408hp

モーターは前後に2個搭載し、4輪を駆動する4WDの「4MATIC」になる。2個のモーターは、合計で最大出力408hp、最大トルク77.5kgmを引き出す。前後アクスル間で走行状況に応じて、トルク配分を行う。動力性能は、0~100km/h加速を5.1秒で駆け抜ける。最高速はリミッターによって、180km/hに制限される。メルセデスベンツ EQC のAMGライン(欧州仕様)メルセデスベンツ EQC のAMGライン(欧州仕様)

バッテリーはリチウムイオンで、蓄電容量は80kWhと大容量だ。重量は652kgで、車体中央の低い場所にレイアウトされる。1回の充電での航続は、欧州仕様車の場合、最大462kmとした。

出力11kWの水冷式車載充電器が採用される。これにより、交流(AC)充電の時間が大幅に短縮されるという。出力11kWの強力な車載充電器により、EQCは自宅のウォールボックスや公共の充電ステーションで、迅速な交流(AC)充電を可能にした。EQCの蓄電容量80kWhバッテリーを、7時間30分で充電できる

複数のドライブモードが切り替え可能

特性の異なるさまざまなドライブモードを採用する。「コンフォートモード」では、アクセルペダル特性は快適な運転スタイルを支援する。運転の仕方によっては、ダイナミックな特性に自動的に切り替わる。「エコモード」は、効率重視で電力消費率を抑えるモードだ。「スポーツモード」は、高いレスポンスによりスポーティな走行性能を追求する。「インディビジュアルモード」は、走行特性、サスペンション特性、ステアリング特性を個別にカスタマイズ設定できる。

バッテリーへのエネルギー回収量は、ステアリングホイール裏のパドルにより、4段階の調整が可能だ。パドルは左側が回生レベルの上昇、右側が低減のスイッチとなっており、コースティングから強度の回生ブレーキまで、4段階に切り替えられる。

《森脇稔》

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