クルマのサブスク、認知度トップは「KINTO」…他サービスを大きく引き離す

車の「サブスクリプションサービス」で知っているブランド
  • 車の「サブスクリプションサービス」で知っているブランド
  • 車の「サブスクリプションサービス」があるこを知っているか
  • 普段、プライベートで運転している自動車は
  • 車の「サブスクリプションサービス」にどんなイメージがあるか
  • 車の「サブスクリプションサービス」にどれくらい興味があるか

スパコロは、「サブスクリプションサービス関する調査自動車編」の結果を発表。ブランド別の認知率で「KINTO」が他サービスを大きく引き離しトップとなった。

調査は月1以上クルマを運転している20歳~69歳を対象に11月26日・27日の2日間、インターネットリサーチで実施。997名から得た回答をまとめた。

調査結果によると、自動車のサブスクリプションサービスの認知率は65.5%。男女別では男性の認知率69.7%に対し、女性は59.4%。男女間で認知率に10ポイントほどの差がみられた。ブランド別の認知率ではトヨタが展開する「KINTO」が52.4%でダントツの1位。以下、「マンスリーオーナー」(ホンダ・13.0%)、「クリックモビ」(日産・7.5%)、「SMAVO」(ボルボ・6.1%)が続いた。

利用率については0.5%。カーシェアリング(2.1%)、レンタカー(2.3%)も伸び悩んでおり、やはり、普段プライベートで運転しているクルマは「購入した自動車」が96.3%と、それ以外はまだまだ利用者は少ないようだ。

クルマのサブスクに対するイメージについては、「新しいサービス」が最も高く26.7%。次いで、「価格が高い(購入より高くつく)」23.5%、「価格が安い(購入より安くすむ)」18.8%、「乗り換えしやすい」17.6%が続く。「特にイメージはない/わからない」という回答も22.0%あり、サービスの利便性など、ドライバーにメリットだと感じられるようなベネフィットイメージは醸成されていない様子だ。

また、クルマのサブスクに「興味がある」と答えた人の割合は47.2%。そのうち21.5%が「検討してみたい」と回答。その一方、「興味はない」と答えた人の割合は48.6%。興味を持つ人と、持たない人で半々に分かれる結果となった。

検討してみたい理由で、最も多くみられたのは「購入より安くつきそう」、「購入より安くつくならば検討したい」といった意見。そのほか「購入以外の保有・使用形態を検討してみたい」、「色々なクルマに乗りたい」、「乗らなくなったとき手放しやすい」などの意見が目立った。 一方で、興味がないと答えた人では、「所有のほうが安くすむ」、「愛車を持ちたい」、「クルマをカスタマイズしたい」、「長く乗りたい」、「所有でないため気兼ねする」、「事故や傷つけたときに不安」などの声がみられた。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集