ルネサス、中国・第一汽車グループのCASE対応を支援

ルネサスエレクトロニクスと第一汽車集団がインテリジェント運転開発プラットフォーム共同研究所を開設
  • ルネサスエレクトロニクスと第一汽車集団がインテリジェント運転開発プラットフォーム共同研究所を開設

ルネサスエレクトロニクスは12月16日、中国の第一汽車集団とともに、吉林省長春市にインテリジェント運転開発プラットフォーム共同研究所を設立したと発表した。

研究所は、一汽集団がインテリジェント運転に向けた独自開発プラットフォームを構築するため、自動運転、インテリジェントコクピット、パワートレイン、ボディ制御などの電子制御システム(ECU)を、両社で共同開発するもの。開発したソリューションの第1弾は、一汽集団の主力ブランドである「紅旗」に適用する予定。

一汽集団は、自動車業界のトレンドであるCASE(コネクテッド・自動運転。シェアリング・電動化)に対応するインテリジェントカーの開発に向けて、ECUをベースに、インテリジェントな運転開発プラットフォームを構築して独自の開発能力の増強を図っている。

今回、ルネサスは車載用マイコン「RH850」や「R-Car SoC」などのデジタル製品と、パワーデバイス、パワーマネジメントICなどのアナログ製品をベースに、機能安全やセキュリティなどの要件を満たす包括的ソリューションを一汽集団に提供する。

《レスポンス編集部》

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