ドイツカーオブザイヤー主催団体は10月13日、「ドイツカーオブザイヤー2021」の5つのカテゴリーの最高賞を発表した。
ドイツカーオブザイヤーでは、ドイツの18名の自動車ジャーナリストが、5つのカテゴリーの72モデルをテストした。5つのカテゴリーとは、ベース価格が2万5000ユーロ(約310万円)以下のコンパクトカーの「コンパクト」部門、ベース価格が5万ユーロ(約610万円)以下のプレミアムモデルの「プレミアム」部門、高級車の「ラグジュアリー」部門、電動車の「ニューエナジー」部門、スポーツカーの「パフォーマンス」部門だ。
5部門のうち2部門を制したのは、フォルクスワーゲンだ。新型『ゴルフ』は、ベース価格が2万5000ユーロ以下のコンパクトカーで競うコンパクト部門において、ベストカーの称号を獲得した。またEVの『ID.3』は、ベース価格が5万ユーロ以下のプレミアムモデル部門において、ベストカーの称号を授与されている。
また、ラグジュアリー部門は、ボルボカーズ傘下のポールスターのEV、『ポールスター2』、ニューエナジー部門はホンダのEV、『ホンダe』、パフォーマンス部門はBMW『3シリーズ』ベースのアルピナ『B3』が受賞した。
なお、ドイツカーオブザイヤー2021の大賞は、11月16日に発表される予定だ。