小田急とJR東日本、町田市でMaaS実証実験を実施へ

小田急の新型通勤車両、5000形
  • 小田急の新型通勤車両、5000形
  • 町田市山崎団地周辺のMaaS実証実験のイメージ
  • JR東日本とMobility Linkage Platform(MLP)

小田急電鉄は9月16日、東日本旅客鉄道(JR東日本)と連携して、町田市山崎団地周辺エリアでMaaS(モビリティアズアサービス)の実証実験を実施すると発表した。

実証実験では、NTTドコモの AI運行バスシステムを用いた乗合型オンデマンド公共交通サービスを、小田急電鉄が開発したMaaSアプリ「EMot」で検索・手配できる形で提供する。

また、JR東日本の首都圏のほぼ全線と首都圏以外の主要路線と、小田急線全線、神奈川中央交通の路線バスのリアルタイムデータを用いて、遅れを加味した経路案内サービスを「EMot」と「JR東日本アプリ」で提供する。

これらの取り組みを通じて、公共交通の利便性向上による周辺道路の混雑緩和の効果や、対象地域内の連携施設利用促進について検証する。

実証実験は東京都町田市山崎団地周辺エリアで2021年1月中旬から3月中旬まで実施する。

今回の実証実験は東京都が公募した「MaaSの社会実装モデル構築に向けた実証実験」に選定された。

《レスポンス編集部》

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