リマックアウトモビリは8月27日、元F1ドライバーのニコ・ロズベルグ氏が、新型EVハイパーカーのリマック『C_Two』(Rimac C_Two)の顧客のひとりになった、と発表した。同車は2021年から、限定150台を生産する予定だ。
リマックアウトモビリ社は2009年、クロアチアに設立された。2018年春のジュネーブモーターショー2018では、新型EVハイパーカーのリマックC_Twoを発表した。モーターは、最大出力1914hp、最大トルク234.5kgmを引き出す。強力なモーターは、0~96km/h加速1.85秒、最高速412km/hと、世界最高峰の性能を可能にしている。
バッテリーは、蓄電容量が120kWhと大容量のリチウムニッケルだ。1回の充電での航続は、最大650km(NEDC:新欧州サイクル)の性能を備える。充電は急速チャージャーを利用すれば、バッテリーの80%の容量をおよそ30分で充電できる。
ニコ・ロズベルグ氏が、このリマックC_Twoの顧客のひとりになった。同氏は、2016年にF1チャンピオンを獲得した後、起業家に転身した。グリーンテクノロジーへの投資家としても活動しており、世界最高峰のEVレースの「フォーミュラE」にも出資している。
なお、ニコ・ロズベルグ氏は、リマックC_Twoの実車と対面し、ポールリカールでのテストを予告する映像を公開している。