ホンダは8月28日、軽二輪スポーツ『CBR250RR』のオイルパンに不具合があるとして、リコール(回収・無償修理)を国土交通省へ届け出た。対象となるのは2017年3月22日~2020年6月18日に製造された1万1500台。
対象車両は、オイルパンの塗装が不適切なため、走行中のエンジンからの熱影響により取付けボルトが緩むことがある。そのため、そのまま使用を続けると、オイルパンからエンジンオイルが漏れ、最悪の場合、漏れたオイルが後輪タイヤに付着し、転倒するおそれがある。
改善措置として、全車両、オイルパンを良品と交換する。
不具合は14件発生、事故は起きていない。市場からの情報によりリコールを届け出た。