東武鉄道(東武)は8月5日、東武日光駅(栃木県日光市)へ乗り入れる新たなSL列車の名称を「SL大樹『ふたら』」に決定したことを明らかにした。
「ふたら」の名は「『日光』の地名の由来ともなった男体山のかつての呼び名、『二荒山(ふたらさん)』」にちなんだもので、10月以降に月1回、下今市~東武日光間で運行する予定。
初回は10月3日に東武トップツアーズが催行するツアー列車として運行される。編成は通常の『SL大樹』と同じだが、往路の東武日光行きはC11 207が、復路の下今市行きはディーゼル機関車が先頭となる。全区間の所要時間は17~23分程度。
なお、『SL大樹「ふたら」』の列車名発表を記念して、8月10日から9月9日まで東武線内の55駅で、4枚1組の記念乗車券が計3000セット発売される。発売額は1000円で、1人5セットまで購入できる。