ZFの商用車向け技術、ドイツ「ETMアワード2020」をダブル受賞

ZFが「ETMアワード2020」でダブル受賞
  • ZFが「ETMアワード2020」でダブル受賞
  • ZFの路線バス向けAT「EcoLife」
  • ZFのトランスミッション「TraXon」のインターダ(統合型補助ブレーキ)

ZFは、8000人を超える読者投票で決定する 「ETMアワード2020」において、ZFが商用車用トランスミッション部門の「ベストブランド賞」と「ベストリターダ賞」を受賞した、と発表した。

ドイツの出版社のETMが実施する「ETMアワード」は、年に1度の読者投票により決定され、商用車業界では企業イメージと製品品質において、信頼できる指標と考えられている。ETMアワードの受賞には、審査員の読者の大多数の評価を得ることが不可欠という。今回は、車両と製品のさまざまなカテゴリーで、合計8125票が投じられた。

ZFの革新的な製品は、「商用車用トランスミッション」と「リターダ」(補助ブレーキ)のカテゴリーで賞を2つ獲得した。商用車用トランスミッションのカテゴリーでは、68.6%の得票率で13年連続受賞。リターダのカテゴリーでは、摩耗の少ないZFの「インターダ」が、63.7%の得票率で8年連続トップの座を維持している。

ZFの「TraXon」ATは、ZFの同賞の連続受賞に貢献しているシステムだ。TraXonはGPSを用いたシフトポイント予測が可能な「PreVision GPS」などの機能を備えている。その性能と燃費効率により、とくに長距離輸送の顧客に貢献しているという。

ZFは、同社のドライブシステムが燃費向上とコスト効率において、最高レベルの品質を提供していることが、自動車メーカー、フリート事業者、プロドライバーから評価された、としている。

《森脇稔》

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