カーシェアの成長が鈍化、新型コロナウイルス感染拡大の影響か 2020年4-6月期

カーシェアリングの例:タイムズカーシェア
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ジェイティップスは7月21日、運営するカーシェアリングの比較情報サイトのデータベース「カーシェアリング比較360°」を元に、サイト掲載のカーシェアリング主要6社の2020年第2四半期(4~6月期)の動向を発表した。

2020年第2四半期のステーション数は2020年3月末に比べて1.0%増加、車両台数が同1.0%増加した。ステーション数、車両台数ともに伸び率が鈍化した。

主要6社における合計ステーション数は1万8392カ所、車両台数が3万6536台だった。事業者別に見ると、トップのタイムズカーシェアは前期に379台増加したのに対して今期は79台の増加にとどまった。特に、5月以降、ステーション数、車両台数ともに減少しており、調査を開始した2012年から、はじめて失速した。

2位のカレコ・カーシェアリングクラブは、車両台数が前期は21台減少したが、今期は191台増加となった。ステーション数は61カ所増えて2439カ所となった。

前期に21台減少した3位のオリックスカーシェアは今期車両台数を68台増やし、2.0%の増加率となった。 これまで上位3社を中心に、ステーション拡大基調が続いてきたが、コロナ渦の影響もあってか伸び率は鈍化傾向となった。

《レスポンス編集部》

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