シトロエンが販売するマルチパーパスヴィークル(MPV)の新型『ベルランゴ』は、2019年に「デビューエディション」が発売され、2020年にはカタログモデルが追加された。ライバルであるルノー『カングー』との差別化を図るべく、高い収納スペースや安全性能を搭載している。
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MPVがモデルチェンジ、特別仕様車を先行発売へ 価格325万円
プジョー・シトロエン・ジャポンは、シトロエンの新型MPV『ベルランゴ』に特別仕様車「デビューエディション」を設定、10月19日9時よりオンライン予約注文申込の受付を開始する。
ベルランゴは2018年2月にジュネーブモーターショーで発表されたシトロエンの新型MPV。2020年第3四半期に日本市場導入を予定しているが、正式導入に先立ち、特別仕様車を先行発売する。デリバリーは2020年1月以降順次となる。
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【試乗】瞬殺で完売した理由、そしてカングーとの違いは…中村孝仁
5時間半で完売したシトロエン・ベルランゴ
20020年2月1日付で新たにグループPSAジャパンと社名を変更したPSA、即ちプジョー・シトロエン。昨年から販売が好調で今年もニューモデルを大胆に投入しそうだ。
そんな中で昨年発表だけしてとりあえず、「デビューエディション」と称する限定モデルが少数導入されたのが、シトロエン『ベルランゴ』である。ネット申し込みだったが、驚いたことに僅か5時間半で完売。追加投入するも瞬殺で完売したと聞く。
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カタログモデルが待たれる!ベルランゴ の魅力とは[詳細画像]
グループPSAジャパンは2020年第3四半期をめどにシトロエン『ベルランゴ』をカタログモデルとして導入する。2019年に「デビューエディション」として限定販売されたが、即完売となったことで話題になったばかり。
「家よりも家族がひとつになれる場所、それがベルランゴだ」と紹介するのは、グループPSAジャパンマーケティング部シトロエンブランドマネジャーの中山領氏。
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【試乗】走りと安全装備のベルランゴか、遊び心のカングーか…内田俊一
ついにルノー『カングー』の刺客が登場した。同じくフランスはシトロエンの『ベルランゴ』だ。カングーと同様、フランスなど欧州ではその多くが商用車として活躍しているが、日本ではアクティビティビークルとして人々に愛されそうだ。早速400kmほど走らせてみた。
遊び心溢れる室内
「大きいな」それがクルマを受け取った時の第一印象だ。カングーも初代から現行に変わった際に“デカングー”などと呼ばれていたが、その比ではないくらい大きく感じる。実際の数字では全長4403mm×全幅1848mm×全高1844mmと、カングーの4280mm×1830mm×1810mm(同順)よりも少しずつ大きく高いが、それ以上に感じるのはボンネットの高さからくるものだろう。
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カタログモデルを先行予約開始、特別仕様車も 価格は312万円より
グループPSAジャパンは、シトロエンの新型MPV『ベルランゴ』カタログモデルの先行予約を8月27日より開始、10月1日より正式販売する。
ベルランゴは2018年2月にジュネーブモーターショーで発表されたシトロエンの新型MPV。昨年10月、先行発売モデル「デビューエディション」で日本デビューを果たし、2度のオンライン予約が5時間半で満枠となった。
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【柴犬ハルの気になるクルマ】帯にするにも襷にするにも自由自在
もしも広辞苑に〝MPV〟の項目があったら(手元の第7版には〝MVP〟なら載っている)その挿し絵にしたいのがこのシトロエン『ベルランゴ』。MPV(多用途車)の地をいく、帯にするにも襷にするにも自由自在なクルマだからだ。
実は日本でおなじみのあのライバル車と、欧州ではほぼ同時期(1996年、『カングー』は1997年)の登場だった。けれど『ベルランゴ』は3世代目にあたる今回のモデルが、晴れて日本正式初デビュー。昨年、オンラインで先行予約を募った折には5時間半で満枠になったそうだが、いよいよカタログモデルの発売となった。