陥没道路は6月24日に仮復旧…ただし、歩道側1車線は規制継続 相鉄・東急直通線の工事トラブル

6月17日時点の陥没現場。6月24日には歩道側の車線も復旧したが、埋設管の工事が残るため、規制は当分続けられる。
  • 6月17日時点の陥没現場。6月24日には歩道側の車線も復旧したが、埋設管の工事が残るため、規制は当分続けられる。

鉄道建設・運輸施設整備支援機構(鉄道・運輸機構)は6月24日、相鉄・東急直通線新横浜トンネルの工事現場で発生した道路陥没事故について、同日に仮復旧工事が完了したと発表した。

この事故は6月12日、JR新横浜駅に近い横浜市道環状2号線上(横浜市港北区大豆戸町付近)で発生したもので、3車線中、歩道側の1車線と中央部の1車線で通行規制が採られたが、6月17日には中央の車線を規制解除。歩道側の1車線は6月19日の復旧を予定していたが、安全確認に時間を要するとして繰延べとなっていた。

なお、復旧工事完了後も、歩道側の1車線では埋設管の工事が必要になるため、車線規制は継続されるという。

今回の事故を鑑みて鉄道・運輸機構では、学識経験者による「神奈川東部方面線新横浜トンネルに係る地盤変状検討委員会」を設置し、6月24日には「地表面(道路)陥没の原因調査等」を議題とした会合を開いている。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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