ジャガー、50年ぶりに直6エンジンブロック生産…名車『Eタイプ』にも搭載

ジャガーが約50年ぶりに生産する「XK型」3.8リットル直6エンジンブロック
  • ジャガーが約50年ぶりに生産する「XK型」3.8リットル直6エンジンブロック
  • ジャガーが約50年ぶりに生産する「XK型」3.8リットル直6エンジンブロック
  • ジャガーが約50年ぶりに生産する「XK型」3.8リットル直6エンジンブロック
  • ジャガー Eタイプ(1961年)

ジャガーカーズ(Jaguar Cars)は6月22日、伝説的な名車の『Eタイプ』を含む1950~1960年代のジャガー車に搭載されていた3.8リットル直列6気筒エンジンのエンジンブロックを、およそ50年ぶりに生産すると発表した。

ジャガーカーズの旧車部門のジャガークラシックが、当時の資料などを元にして、鋳鉄製エンジンブロックを正確に再現する。「XK」と呼ばれる3.8リットル直列6気筒ガソリンエンジンは、1958~1968年にかけて製造された『XK150』、『XK150 S』、『MkIX』、『Mk2』、『MkX』、Eタイプの「シリーズ1」と『Sタイプ』に搭載されていた。

車両の所有権を証明する書類を提出すれば、オリジナルのエンジンブロックのシリアル番号を継続することも可能だ。新しい3.8リットル直6のエンジンブロックは、英国本国価格が1万4340ポンド(約190万円)。1年間のジャガーのパーツ&アクセサリー保証と、ジャガークラシックの証明書が付帯する。

なお、このエンジンブロックは、ジャガークラシックのエンジニアによってテストされ、承認を受けている。ジャガーカーズは、現在入手可能な唯一の新品のXKエンジンブロック、としている。

《森脇稔》

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