日産 エクストレイル の北米版、ローグ に新型…米国発表

存在感のあるデザイン

前席と後席の両方で快適さや実用性を重視

新設計の2.5リットル直4エンジン

日産ローグ(北米市場向け。日本市場のエクストレイルに相当)新型
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日産自動車(Nissan)の米国部門の北米日産は6月15日、『ローグ』(日本名:『エクストレイル』に相当)の新型を発表した。

従来型ローグは2世代目モデルで、2013年9月に発表された。初代は独自デザインだったが、2代目ローグは、3代目エクストレイルの兄弟車として、北米でデビューした。このローグがおよそ7年ぶりにモデルチェンジを行い、3代目の新型が米国で発表された。

存在感のあるデザイン

新型のエクステリアは、フローティングルーフやVモーショングリルなど、日産の特長的なデザイン要素を導入した。上下2分割のヘッドライトやU字型のボディサイドのハイライトなど、ユニークなデザインを採用する。照明エリアが拡大された新しいマルチレベルLEDヘッドライトは、全グレードに標準装備され、力強いフロントグリルのデザインを際立たせている。LEDフォグランプも上級グレードに装備された。

新型の全長は、従来型よりも38mm短く、全高は5mm低い。新型は、エアロダイナミクス性能をいっそう追求した。具体的には、フロントマスク下の「3D」タイヤデフレクター、エンジンルームへの空気の流れを制御するアクティブグリルシャッター、Aピラー形状、車体下の空気の流れを最適化するアンダーボディカバー、「エアカーテン」が採用された。前面から側面に、空気がスムーズに流れる設計としている。日産ローグ(北米市場向け。日本市場のエクストレイルに相当)新型

前席と後席の両方で快適さや実用性を重視

インテリアは、前席と後席の両方の乗員に、快適さや実用性を提供することを重視した。たとえば、「ニッサン・インテリジェント・キー」による車両へのアクセスは、フロントドアだけでなくリアドアにも拡大された。これにより、リアドアのハンドルのボタンに触れるだけで、リアドアのロックを解除できる。また、リアドアのハンドルのボタンを2回押せば、すべてのドアのロックが解除できるようにした。

後部ドアは、およそ90度で大きく開くため、乗降やチャイルドシートの出し入れが容易になった。後部座席は、3つの座席すべてにチャイルドシートの取り付けが可能だ。インテリジェントクライメートコントロールを備えたリモートエンジンスタートを使用すると、出発前にあらかじめ空調を最適に調整しておくことができる。

フロントとリアの「ゼログラビティシート」は、快適なサポートを提供する。最上位グレードには、キルトセミアニリンレザーが標準だ。インテリアカラーには、チャコール、グレー、タンの3種類が設定される。

後部座席には、ゼログラビティ低疲労脊椎サポートシートが用意される。トライゾーンクライメートコントロールにより、後席の乗員が前席とは独立して、空調を制御できる。後席のサイドドアには、直射日光を遮るプルアップ式サンシェードが装備可能だ。

オプションで、足の動きで開く電動テールゲートが装備できる。カーゴエリアには床下収納をはじめ、カーゴエリアの右側には、1ガロンの牛乳などが固定できるスペースを設けた。日産ローグ(北米市場向け。日本市場のエクストレイルに相当)新型

新設計の2.5リットル直4エンジン

新型には、新設計の直噴2.5リットル直列4気筒ガソリンエンジンを搭載する。新しいエンジンには、ミラーボアコーティング、可変オイルポンプ、一体デザインの排気マニホールド、「e-VTC」吸気バルブなどが採用された。最大出力は181hp、最大トルクは25kgmを引き出す。従来型に対して、パワーは11hp、トルクは0.8kgm強化されている。

「ビークル・モーション・コントロール」は、インテリジェントAWDシステムとドライブモードセレクターと連動して、4輪を個別制御し、コーナーリング性能を追求する。ビークル・モーション・コントロールは、雪道をはじめ、砂浜やダートなどのオフロード走行の際、威力を発揮するという。

シャシー制御モジュールは、エンジン、トランスミッション、ビークルダイナミックコントロール、AWD、ステアリング機能をモニターし、調整する。FF車では、コンソールのスイッチで3つの駆動モード(スポーツ、標準、エコ)が切り替えられる。

AWDモデルには、オフロード、スノー、スタンダード、エコ、スポーツの5つのドライブモードがある。センターコンソールのドライブモードセレクターで切り替える。

強化されたインテリジェントAWDシステムは、新開発の電気油圧制御クラッチを採用する。これにより、前輪のスリップを予測してトルクをより正確かつ迅速に制御し、後輪へのトルク配分のレスポンスを高めている。日産ローグ(北米市場向け。日本市場のエクストレイルに相当)新型

《森脇稔》

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