スズキの世界販売8割減、コロナ禍によるインド全土ロックダウンが影響 2020年4月実績

スズキ・バレーノ (インド仕様)
  • スズキ・バレーノ (インド仕様)
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スズキは5月28日、2020年4月の生産・国内販売・輸出実績(速報)を発表。新型コロナウイルス感染拡大の影響により、世界販売台数は前年同月比81.8%減の4万6865台で4か月連続のマイナスとなる見込みだ。

国内販売は同45.2%減の3万1975台で7か月連続のマイナスだった。軽自動車は同44.8%減の2万5910台、登録車は同47.0%減の6065台。いずれも7か月連続のマイナスとなった。海外では、主力市場のインドが全土ロックダウンの影響で販売台数ゼロ。同92.5%減の1万4890台で4か月連続のマイナスとなる見込みだ。

世界生産台数は、新型コロナウイルス感染拡大の影響による稼働停止により同87.4%減の3万4015台となり、4か月連続のマイナスとなった。国内生産は国内向け、輸出向けがともに減少し、同64.9%減の2万8417台で2か月ぶりに前年実績を下回った。海外生産もインドなど主要地域で減少し、同97.1%減の5598台で4か月連続のマイナスとなった。

輸出はアフリカ向け以外の地域で減少し、同64.6%減の5159台で3か月ぶりのマイナスだった。

《纐纈敏也@DAYS》

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