豊肥本線の全線再開は8月8日…熊本地震の本震から、およそ4年4か月ぶり

瀬田~立野間、復旧が進んだ現在の状況。
  • 瀬田~立野間、復旧が進んだ現在の状況。
  • 瀬田~立野間、斜面崩壊後の状況
  • 立野~赤水間でのレール敷設作業の様子。
  • 肥後大津駅~阿蘇駅間、おもな被災状況
  • 瀬田駅~赤水駅間、沿線斜面の状況(被災時)
  • 豊肥本線特急「あそぼーい!」は別府~阿蘇間で運転中。

JR九州は5月27日、豊肥本線肥後大津~阿蘇間を8月8日始発から再開すると発表した。

熊本駅(熊本市西区)と大分駅(大分県大分市)を結ぶ豊肥本線は、2016年4月に発生した熊本地震の本震により全線で運行を見合わせた。

このうち、熊本~肥後大津間と阿蘇~大分間が同年7月までに再開したものの、被害が大きかった肥後大津~阿蘇間27.3kmは復旧工事が難航。しかし、2020年度末に阿蘇大橋地区の斜面崩壊部の対策がほぼ出来上がったとして、4月10日には国土交通省九州運輸局から、8月に再開できる運びになったことがアナウンスされていた。

なお、運行計画については検討中のため後日発表するとしている。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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