ヤマハ発動機、中国ロボティクス事業の拠点整備・拡充を発表

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ヤマハ発動機は、中国での表面実装機(サーフェスマウンター)・産業用ロボットの販売を行ってきたIM事業会社「Yamaha Motor IM(Suzhou)(YIMS)」の事務所を龍華地区へ移転するとともに、ショールームを同事務所内に新設。拠点整備・拡充と併せ、人員の増強を図ると発表した。

ショールームでは、顧客の要望に合わせて、その場で的確な商品説明やアドバイスができるほか、新規・既存ユーザー双方に向けたセミナーやトレーニングを実施できる。これら教育活動を通じて現地特約店のサービスおよび営業スキルを強化し、より強固なサービスを生み出す循環創出を狙う。加えて、昨年7月に発足したYamaha Motor Robotics Holdings Co., Ltd.(YMRH)の事業会社である新川、アピックヤマダ、PFAの現地事務所として集約させて、YMRHとのシナジーを加速させる。

中国(華南)地域では、スマートフォン・5G関連の大手民生メーカーやその部品メーカーだけでなく、産業系メーカー、自動車メーカー、EMS(電子機器受託生産企業)からの底堅い設備需要がある。ヤマハ発動機では、半導体後工程を含めた「1 STOP SMART SOLUTION」コンセプトによる高度なトータルソリューションをいち早く提供可能とする体制を構築し、顧客のビジネス高効率化を下支えする。

《纐纈敏也@DAYS》

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