日本政府観光局が4月15日に発表した2020年3月の訪日外国人数は前年同月比93.0%減の19万4000人と、過去最大のマイナス幅となった。
新型コロナウイルスの感染が世界中で拡大する中、海外渡航制限や外出禁止、航空便やクルーズ船の運休が相次ぎ、日本政府も検疫強化、ビザの無効化の措置がとられたことから20の国・地域で大幅マイナスとなった。
訪日外国人数は1月が同1.1%減、2月が同58.3%だった。新型コロナウイルスの感染者の多い国では、中国が同98.5%減の1万0400人、韓国が同97.1%減の1万6700人、米国が同87.0%減の2万3000人、イタリアが同90.0%減の1500人、インドが同89.3%減の1900人だった。
また、出国日本人数は同85.9%減の27万2700人だった。