トヨタ/ダイハツ/スズキ/日野、引き続き国内工場の操業を一部停止 新型コロナ影響

スズキ相良工場(参考画像)
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  • トヨタ・ヤリス

新型コロナウイルス感染拡大の影響により、海外調達部品の一部で納入に影響が出ることが見込まれるため、トヨタ、ダイハツ、スズキは引き続き、国内工場の生産稼働を調整する。

トヨタ、5月以降も国内全完成車工場で生産稼働を調整

トヨタ自動車は、新型コロナウイルス感染症の影響により、世界的な新車需要の低迷を受け、5月以降、国内の全完成車工場(日野自動車含む)にて生産稼働の調整を順次実施していく。

具体的には、5月1日、11日の2日間を非稼働日とし、稼働カレンダーの振り替えを実施。加えて、海外向けの車両を生産する一部の工場/生産ラインでは、5月12日以降についても、全15工場28ライン中、5工場9ラインで非稼働日を設定。3工場4ラインで1直化を予定している。

また、新型コロナウイルス感染症の影響により、一部の海外部品の納入に影響が出ることが見込まれるため、4月20日から22日の3日間、高岡工場第2ライン、豊田自動織機301、302ラインの稼働を停止する。

ダイハツ、滋賀第2工場の稼働停止を延長

ダイハツは、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、一部の海外調達部品の納入状況と自動車市場の需要状況等を鑑み、国内完成車工場の稼働を一部停止すると発表した。

滋賀(竜王)第2工場は、すでに4月13日から21日の稼働停止を発表しているが、これを24日まで延長する。本社(池田)工場は5月1日、11日、12日、京都工場は5月1日、11日の稼働を停止。なお、5月2日から10日はカレンダー上の休日となっている。

スズキ、磐田/相良工場を4月20日から28日まで操業停止

スズキは国内5工場の操業を4月1日から3日まで停止。その後も各工場で非稼働日を設定していた。

今後も海外調達部品の一部で納入に影響が出ることが見込まれるため、4月20日以降も一部工場で操業を停止する。

磐田工場および相良工場は4月20日から28日(25-26日は休日)の操業を停止する。二輪車を生産する浜松工場および湖西工場(船外機)は交代勤務から1勤へ変更。『アルト』『スペーシア』『ワゴンR』『ハスラー』『ジムニー』などを生産する主力の湖西工場(四輪)は、通常通り2勤で操業する。

《纐纈敏也@DAYS》

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