フェラーリ初のPHV『SF90ストラダーレ』、レッドドット賞のベストに輝く…独工業デザイン賞

フェラーリ SF90 ストラダーレ
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フェラーリは4月9日、『SF90ストラダーレ』(Ferrari SF90 Stradale)が、「2020年レッドドット賞」のプロダクトデザインにおける「ベスト・オブ・ザ・ベスト賞」を受賞した、と発表した。

レッドドット賞は、ドイツの「ノルトライン・ヴェストファーレン・デザインセンター」が主催する約60年の歴史を持つデザイン賞だ。世界各国から応募された自動車など幅広いカテゴリーの工業製品から、デザインの革新性、機能性、人間工学などの9つの基準に基づき審査され、クオリティの高いデザインにレッドドット賞が贈られる。

中でも、ベスト・オブ・ザ・ベスト賞は、レッドドット賞のプロダクトデザイン部門における最高の賞だ。とくに優れている工業製品に贈られる賞となる。

SF90ストラダーレは、フェラーリ初のプラグインハイブリッド(PHV)スーパーカーだ。排気量3990ccの直噴V型8気筒ガソリンターボエンジンは、最大出力780hp/7500rpm、最大トルク81.6kgm/6000rpmを発生する。3個のモーターは、最大出力220hpを獲得。エンジンとモーターを合わせたPHVシステム全体では、1000hpのパワーを引き出す。

乾燥重量は1570kg。トランスミッションは8速デュアルクラッチ「F1」で、駆動方式は4WDだ。SF90ストラダーレは、0~100km/h加速2.5秒、最高速340km/hのパフォーマンスを実現する。バッテリー(二次電池)は、蓄電容量7.9kWh。「eDrive」モードでは、最大25kmをゼロエミッション走行できる。このEVモード時の最高速は、135km/hとした。

なお、フェラーリからは、『ローマ』と『F8トリブート』の2車種も、2020年レッドドット賞を受賞している。

《森脇稔》

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