ポルシェ、マカン 次期型にEV設定へ…電動化などに100億ユーロ投資

ポルシェ・マカン現行型
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ポルシェは3月20日、ドイツで開催したデジタル年次記者会見において、2024年までに電動化などに約100億ユーロを投資し、主力SUVの『マカン』(Porsche Macan)の次期型にEVを設定すると発表した。

マカンは2013年秋、ロサンゼルスモーターショー2013において、『カイエン』の下に位置するSUVとして発表された。2014年の発売以来、世界累計販売台数が40万台を超える成功を収めている。

ポルシェはこのマカンの次期モデルに、EVを設定する。ポルシェの市販EVとしては、2019年に発売された『タイカン』に続くもの。次期マカンのEVは、ポルシェ初のフルエレクトリックのコンパクトSUVとなる。

次期マカンは、ドイツ・ライプツィヒ工場において、生産される予定だ。EVモデルは、2020年代の初め頃から生産を開始する計画。タイカンと同様、800ボルト技術を採用し、車台にはアウディと共同開発した「PPE」(プレミアム・プラットフォーム・エレクトリック)を使用する。

《森脇稔》

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