ホンダと日産、米国生産の停止を延長…新型コロナウイルス

ホンダの米オハイオ州、メアリーズヴィル工場
  • ホンダの米オハイオ州、メアリーズヴィル工場
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  • 日産自動車の米スマーナ工場
  • 日産自動車の米スマーナ工場

ホンダの北米工場の生産停止は4月10日までの予定

ホンダ(Honda)の米国部門は4月2日、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の影響により、米国とカナダの自動車、エンジン、トランスミッション工場の生産停止を、4月10日まで延長すると発表した。

ホンダは、新型コロナウイルスの市場への影響が急速に変化していることを受けて、状況を評価し続け、必要に応じて北米での生産事業に調整を加えていく。 ホンダは生産調整を行う際に、市場の需要に合わせることを重視し、慎重な取り組みを続けている。

ホンダはまた、サウスカロライナ州のHSCにおけるATVやサイドバイサイド車などのパワースポーツ製品の生産停止を4月10日まで延長した。

さまざまな電力機器製品を生産するHPEでは、4月6日から通常の生産に戻る予定だ。

日産は4月後半まで米国の各工場を閉鎖

日産(Nissan)の米国部門は4月1日、新型コロナウイルスの影響により、米国内の工場の生産停止を、4月後半まで延長すると発表。日産の各工場では、従業員を保護し、感染拡大を防ぐために、4月後半まで閉鎖される。

なお、現場で行わなければならないいくつかのビジネスに不可欠な作業は、安全対策を強化しながら継続する。 日産は今後も状況を注視し、必要に応じて調整していく、としている。

《森脇稔》

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