トヨタ米国販売、RAV4 が16.5%増と回復 2020年第1四半期

トヨタ RAV4 ハイブリッド 新型(北米仕様)
  • トヨタ RAV4 ハイブリッド 新型(北米仕様)
  • トヨタ・カローラ・ハッチバック新型(日本名:カローラスポーツに相当)(北米仕様)
  • トヨタ・カムリ・ハイブリッド(北米仕様)
  • トヨタ・ランドクルーザー(北米仕様)
  • トヨタ・ハイランダー(北米仕様)
  • トヨタ・タンドラ(北米仕様)
  • トヨタ・タコマ(北米仕様)

トヨタ自動車(Toyota)の米国部門の米国トヨタ販売は4月1日、2020年第1四半期(1~3月)の新車販売の結果を発表した。総販売台数は49万5747台。前年同期比は8.8%減と、2年連続で前年実績を下回った。

全販売台数49万5747台のうち、トヨタブランドは43万9402台。前年同期比は7.9%減と落ち込む。その内訳は、乗用車が16万6245台にとどまり、前年同期比は11.6%減と減少傾向。SUVなどのライトトラックは27万3157台。前年同期比は5.5%減と、2年連続のマイナスだ。

トヨタブランドの乗用車系では、ベストセラー乗用車の『カムリ』が7万7188台を販売。前年同期比は5.5%減と2年連続で減少した。『カローラ』は、12%減の6万9214台と後退した。『プリウス』は4.8%減の1万1483台と、引き続き減少する。

トヨタブランドのライトトラック(SUV/ピックアップトラック/ミニバン)系では、主力の『RAV4』が9万7631台。前年同期比は16.5%増とプラスに転じた。中型SUVの『ハイランダー』は、9%減の4万7890台と引き続き落ち込む。『C-HR』は、28.6%減の1万0372台と後退した。『ランドクルーザー』も、23.9%減の614台とマイナスに転じた。

大型ピックアップトラックの『タンドラ』は、13.7%減の2万1658台と、2年連続の前年割れ。中型ピックアップトラックの『タコマ』は、7.8%減の5万3636台とマイナスに転じた。

トヨタの2019年の米国新車販売台数は、238万3349 台だった。前年比は1.8%減と、4年連続で前年実績を下回っている。

《森脇稔》

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