ランボルギーニとGM、マスクの生産を開始…新型コロナウイルスと戦う医療従事者を支援

ランボルギーニがマスクの生産を開始
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ランボルギーニのイタリア本社のスーパーカー工場を改修してマスクを生産

ランボルギーニ(Lamborghini)は3月31日、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)と戦う医療従事者向けに、マスクの生産を開始した、と発表した。

ランボルギーニは、イタリア本社のスーパーカーの工場の一部を改修した。これにより、ランボルギーニ車のインテリアや特別なカスタマイズを手がける担当者が、1日1000枚のマスクを生産することが可能に。生産されたマスクは、イタリア・ボローニャの病院に寄付される。

また、医療用のフェイスシールドの生産も行う。カーボンファイバーの工場と研究開発部門内の3Dプリンターを活用して、1日200ユニットを生産する。

ランボルギーニのステファノ・ドメニカーリCEOは、「新型コロナウイルスとの戦いの最前線にいる人々を支援することで、この戦いに勝利する」と述べている。

GMは毎日最大5万枚、月に最大150万枚のマスクを生産へ

GMは3月31日、新型コロナウイルスと戦う医療従事者向けに、マスクのサンプルの生産を開始した。4月8日をメドに、最初の2万枚のマスクを、医療従事者などマスクを必要とする人々に向けて出荷する予定だ。

GMは、30人を超えるエンジニア、デザイナー、バイヤー、製造部門の従業員でチームを立ち上げ、マスクの製品開発、資材や機器の調達、生産プロセスの計画を実行してきた。

チームは、GMの既存のサプライチェーンを活用して必要な原材料を調達した。これらの材料には、金属製のノーズピース、弾性ストラップ、インフレータブル不織布フィルター素材などがある。 同時に、GMは、ミシガン州の企業2社と協力して、マスクの組み立てに必要な機械を設計した。

GMは4月8日をメドに、2万枚のマスクを出荷する予定だ。製造ラインがフル稼働すると、毎日最大5万枚のマスク、月に最大150万枚のマスクを生産できるようになる、としている。

《森脇稔》

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