Honda S660は「愛着が増す」「意外と使い道豊富」なクルマ…まるも亜希子&吉田由美が魅力を語る!

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Honda(ホンダ)S660 α
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1月にマイナーモデルチェンジされたHonda『S660』。フロントグリルのデザイン変更、ボディ同色Aピラー、オリジナルアルミホイール、アルカンターラをあしらったステアリングホイールとシフトノブ、そしてシートヒーターなど細部の完成度が上がった(※1)。

オープン2シーターのスポーツカーとなると、とりあえずマニア向けの車、家族持ちの自分には縁のないクルマと思いがちだ。しかし、軽量コンパクトなボディとオープンカーの開放感、軽自動車ならではの取り回しの良さ、維持費を含めたコストパフォーマンス。それだけでない乗り心地や快適装備を持ったS660が、特殊性がゆえに埋もれてしまうのはもったいない。

そこで、あえて女性目線でS660を評価してもらって、その魅力を改めて探ってみてはどうだろうかと考えた。スポーツカーやオープンカーをあきらめていた人、セカンドカーでもここまで特殊なクルマは考えていないという人、そして女性も、S660の新しい楽しみ方を提供できるかもしれない。

ドライバーは、カーライフ・ジャーナリストのまるも亜希子氏とカーライフ・エッセイストの吉田由美氏だ。マイナーモデルチェンジで追加された新色、アクティブグリーン・パールのS660 αタイプで、春の千葉・館山のワインディングやフラワーロード、往復の高速道路、市街地を走る。試乗終了後、S660のインプレッション、魅力について語ってもらった。

カジュアルな外出にぴったり

Honda(ホンダ)S660 αHonda(ホンダ)S660 α

吉田由美氏(以下敬称略):今回新しくなったS660に乗ってみたけど、印象はどうだった?

まるも亜希子氏(以下敬称略):以前販売されていた軽オープンカー『ビート』は女性にも人気だったので、デビューのときからS660には期待していたんです。Hondaさんには「よく出してくれた!」と言いたい(笑)。ぱっと見には、男性のおもちゃ的なイメージがあって、MRレイアウトとかうんちくポイントも多いのですが、乗ってみるととても乗りやすくて、Hondaらしいチャレンジだと思いました。

吉田:カタログを見ても女性を意識した部分があるよね。ビートは、免許をとってすぐに欲しいと思ったクルマの一つだったので、S660が出たときはとてもワクワクしたんですよ。新色のアクティブグリーン・パールやシートに入ってるグレーのラインもおしゃれだし、オープン2シーターを女性が気軽に乗れるクルマにしてくれたと感じます。巻き取り式のソフトトップの取り回しも簡単だし、とくにシートヒーターはポイントが高い!

まるも:ヘッドライトやリアコンビネーションランプの色が変更されたり、アクセサリーライトが付いたりと細部にもこだわってる。おしゃれで大人っぽいけど、普段着でも乗れる雰囲気がいいですよね。カジュアルな外出にぴったりというか。

吉田:小さいけど、その分、助手席との距離感がいい感じ。気の合う友だちや家族でおでかけが楽しそう! それに、オープンだと見える景色も違うし、空が高く見える。そんな空間効果も新鮮でいいですね。

Honda(ホンダ)S660 αHonda(ホンダ)S660 α

軽自動車でもあなどれない「本格的なスポーツカー」の走り

まるも:運転のしやすさやとか走行性能はどう感じました?

吉田:(タイヤの)接地感の違いは、やはり本格的なスポーツカーなんだなと思いました。ステアリングのがっしり感というか、応答性も「キュッ」としている。カーブで楽しいクルマって最近あまり多くないんですが、S660は楽しかった。

まるも:わかる。でもハンドルが重いということもなく運転しやすい。乗り心地も悪くない。高速の継ぎ目や滑り止めの舗装とか、おなかに不快な振動を感じることがあるじゃないですか。「おなかセンサー」って呼んでるんですけど、それもなかったし(笑)。

吉田:オープンで走ると風を感じられて、ちょうどいいスピード感も楽しめたよね。感覚としては2人乗りのバイクのような。

まるも:そう。横に並ぶからサイドカーかな。ただ、オープンカーだと髪の毛が大変なことになるんだけど、S660は、後ろに流れが抜ける窓があって、これがうまく髪の毛おさえてくれたと思う。あと、アルカンターラのステアリングやシフトノブの感触が柔らかくて好き。

吉田:スポーツモードは、私はあまり使わない人なんですが、まるもちゃん、どうでした?

まるも:レスポンスがよくなってましたよね。音に合わせて抑揚のある動き、反応をしてくれる。今回、試乗したクルマはCVTモデルだったけど、男の人でもうちょっとキビキビ走りたいと思ったら、パドルシフトで積極的に回転を上げればいいんじゃないかな。

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運転が楽で、狭い道や駐車場も困らない

まるも:不思議なのは、今回のマイナーチェンジでは、エンジンやサスペンションの変更はないのに、走りがよくなった感じがした。市街地でもよく走るし高速道路もストレスなかったと思う。

吉田:サイズがちょうどいいですよね。日本の道は80%がすれ違い困難な幅と言われていますが、S660はどこでも入っていける感じ。むしろ狭くても入っていきたくなるくらい。

まるも:日常でも遠出のドライブでも、いろいろ新しい体験や気づきを与えてくれそうですね。私は、オープン2シーターという特殊なクルマでも、最初の1台として若い人にオススメしたいかな。もちろん、子育てが終わった夫婦も楽しめると思います。バイク感覚という話が出たけど、熟年層にリターンライダーが増えているらしいじゃないですか。

吉田:リターンオープンカーだね。気分転換のため一人で出かけたり、リフレッシュするのは、家庭の雰囲気を平和に保つためにもいいかも。

まるも:うちの夫もふらっとバイクで出かけたりしているけど、確かにそんな感じ(笑)。でも、子どもがいても面白いかな。

吉田:カラーが鮮やかだから? 子供向けのペダルカー的なイメージ?

まるも:S660をうちに乗って帰ったとき、小さくて可愛いと思ったのか、4歳の子どもが「このクルマ、私も運転できる?」と聞いてきたんですよ。2人でドライブに出かけたときも、とても楽しんでくれて、距離が近いから車内でのスキンシップもいい感じ。お父さん1人で楽しむのもよし、2人ずつだけど親子でお出かけするもよし、もちろんたまには夫婦でドライブとかもいいなと。意外と使い道が豊富にあるんじゃないかと思いました。

吉田:運転も楽、狭い道も駐車場も困らない。それで自分の空間が持てるわけだし、愛着も増しますね。

まるも:文字通り(車内の)すべてに手が行き届く、自分のスペース、テリトリー感がありますよね。

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「映える」スポットに行きたくなるクルマ

吉田:今日は千葉の館山に来てみたけど、他にはどんなところへ行くのがオススメ?

まるも:山もいいけど、今回ドライブしたように海が似合うかな。運転が楽なので、国道みたいな広い道だけでなく、知らない道、普段行かないような道で新しい発見ができそうです。今日ランチしたようなレストランとか、ちょっとしたパン屋さんに出会えるかも。

吉田:天気がよかったので空がとても印象的だったね。「映える」スポットに行きたくなるクルマ。夜のドライブもいいかもしれない。

まるも:ベイブリッジとか走ったら壮観だろうね~。

吉田:夜景ポイントに誘って「君に見せたいものがある」的な演出が…。

まるも:さっきの「距離感」って、そっちだったのね(笑)。

吉田由美氏(左)とまるも亜希子氏(右)吉田由美氏(左)とまるも亜希子氏(右)

※1 シートヒーター、アクセサリーライト、ステアリングホイール/シフトノブ 表皮のアルカンターラ(R)、シート表皮アクセントの変更はαタイプのみの設定。

Honda S660 のWEBページはこちら

《中尾真二》

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