FCAがマスクを月100万枚以上生産へ、新型コロナウイルス対策に寄付

ニューヨーク市(3月24日)
  • ニューヨーク市(3月24日)
  • FCAの米国本社

FCA(フィアット・クライスラー・オートモービルズ)は3月23日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、ひと月あたり100万枚以上のマスクを生産し、寄付すると発表した。

今回の発表は、新型コロナウイルスの感染拡大の最前線にいる人々を支援するのが目的だ。FCAは今後数週間のうちにマスクの生産を開始し、米国、カナダ、メキシコに届ける。

FCAが生産するマスクは、警察、消防、病院、医療クリニックの関係者に寄付される。FCAは、生産、サプライチェーン、エンジニアリングの専門知識を活用して、新型コロナウイルスの世界的流行に対するグローバルな戦いをサポートしていく。

FCAは、寄付するマスクが最も必要な人々や施設に行き渡るように、政府や自治体当局を通じて活動する。 さらにFCAは今後、新型コロナウイルスとの戦いに関連するさらなる行動について、発表する予定だ。

FCAのマイク・マンリーCEOは、「FCAグループのリソースを生かして、マスクを生産し、新型コロナウイルスの感染拡大の最前線にいる人々を支援することに注力していく」と語っている。

《森脇稔》

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