イギリス政府は、2035年までにハイブリッド車の新車の販売を禁止する方針だ。ゼロエミッションの取り組みでハイブリッドも対象になるのはおそらく初めて。ガソリンエンジンとディーゼルエンジンを搭載した新車の販売を禁止する方針で、ハイブリッド車も対象となる。
イギリスでは、11月9~20日にグラスゴー市でCOP26:第26回気候変動枠組条約締約国会議の開催を予定している。それに関連して2月4日、ボリス・ジョンソン首相が記者会見を開催し、その場で明らかにした。気候変動への対応について、イギリスのリーダーシップを主張した形だ。
イギリス政府の計画では、排ガス削減のため、2035年までに、ガソリン機関、ディーゼル機関の乗用車とバンの新車販売を終了させる。もし可能なら期限を早める。さらに、ガソリン車とディーゼル車には、ハイブリッド車も含まれるとした。イギリス政府によると、ゼロエミッションの取り組みでハイブリッドも対象になるのは初めて。