カーメイト、パイオニアのLiDAR kit試作モデルに360度カメラなど提供…CES 2020

3D空間データ収集LiDAR kit(イメージ)
  • 3D空間データ収集LiDAR kit(イメージ)
  • ダクション360S(左)とダクション360S専用ルーフキャリア用アタッチメント
  • パイオニア(CES 2020)

カーメイトは、パイオニアスマートセンシングイノベーションズ(PSSI)が開発する「3D空間データ収集LiDAR kit」試作モデルに、360度カメラ「ダクション 360 S」とルーフキャリア「INNO」を提供。1月7日に米国ラスベガスで開幕した「CES 2020」のパイオニアブースにて展示されている。

LiDAR kit試作モデルは、PSSI製「3D-LiDARセンサー」とカーメイトの360度カメラ「ダクション360S」、GNSS(全球測位衛星システム)を一体にしたハードウェアと、物体認識や位置推定、差分抽出を行うソフトウェアアルゴリズムをセットにしたトータルソリューション。乗用車や業務車両などの上にカーメイト製ルーフキャリアでLiDAR kitを付け、複雑な調整を行うことなく周辺物体の位置や距離、形などを正確に検知し、3D空間データとして収集することができる。

周辺環境や路面標示、道路の凹凸などの情報まで含む3D空間データは、地図更新などへ活用できるほか、3D空間データからマーケティング用のデータを作成するなど地図以外の用途にも活用できる。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集