初のフルモデルチェンジを受けたアウディのコンパクトハッチバック『A1 スポーツハッチバック』。アウディのエントリーモデルであるものの、上位クラスに迫る車内空間を実現。「スポーティー」を全面に押し出したエクステリア、インテリアが特徴的。
目次
初の全面改良で居住空間拡大 価格365万円より
アウディジャパンは、コンパクトハッチバック『A1スポーツバック』をフルモデルチェンジし、11月25日より発売する。
2011年の初代発売以来、初の全面改良となる新型モデルは、95mm長くなったホイールベースにより、上位セグメントに迫る居住空間を実現し、荷室も65リットル拡大している。また、ボディ骨格に熱間成形スチール製のコンポーネントを採用。高剛性ボディと高い組み立て精度により、スポーティなドライブフィールを実現するとともに、車内における静粛性も高めている。
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日本法人社長「100%ピュアアウディといえる」
アウディジャパンは全面改良したコンパクトハッチバック『A1スポーツバック』を11月25日から販売を開始すると発表した。価格は365万~391万円。
アウディジャパンのフィリップ・ノアック社長は11月1日に都内で開いた発表会で「8年ぶりにモデルチェンジした新型はスペースがとても広くなったので、ひとつ上のセグメントを楽しんで頂いたお客様にも、そして新しいお客様にも十分楽しんで頂けるクルマにでき上がった」と紹介。
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装備充実の導入記念限定車発売へ 価格443万円
アウディジャパンは、新型『A1スポーツバック』の日本導入を記念した特別仕様車「A1スポーツバック 1stエディション」を11月25日より250台限定で発売する。
1stエディションは、新開発の1.5リットル直列4気筒ターボのTFSIエンジンを搭載する「A1スポーツバック 35 TFSIアドバンスド」をベースとした限定モデルだ。高圧の直噴システムの採用などにより最高出力150ps、最大トルク250Nmを発揮する一方で、気筒休止システムのシリンダーオンデマンド(COD)によって効率も追求。トランスミッションは高効率な7速Sトロニックを組み合わせている。
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【試乗】走りはサラリと軽快!現代的に進化したエントリー・アウディ…島崎七生人
最新のアウディ・モードに、名車オマージュも
ボンネット下の3本のスリット状の空気孔やブリスターフェンダー、幅広の前傾したCピラー形状は、ラリーで鳴らした往年のあの「スポーツクワトロ」へのオマージュなのだそう。そう聞くと、なるほど“スポーティ”がコンセプトなのだな……と、理解できる。
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アウディ A1スポーツバック 新型(A1 Sportback 35 TFSI advansed)
【試乗】『A3』じゃなくてもよくなっちゃう?…竹岡圭
これは!車格がひとつ上がりましたね!という言葉に尽きると思います。伸びやかになったデザインよりも、さらに広くなった感のある室内。ホイールベースが伸びた分にオーバーハングを削った分を合わせて、室内もラゲッジもグーンと広くなりました。
これなら後部座席に人を乗せて、チョイノリではないしっかりドライブに出かけられるレベルです。となったら…。『A3』じゃなくてもよくなっちゃう? なんて意地悪を言いたくなるくらい広くなりました。
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【試乗】やさしくてかわいいだけのコンパクトカーではない…岩貞るみこ
アウディのなかでも、一番小さい『A1』である。ただし、車内は広い。横幅は1740mmなので3ナンバーなのだが、ただ、数字以上に車内が広く感じるのは水平ラインを活かしたデザインと、内側の立体的な構造を上手に操った妙といえる。それになにより、質感が高く上品なところがアウディらしさ。女ゴコロをとらえるわけである。
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1.0リットルターボモデルを追加 294万円より
アウディジャパンは、昨年11月にフルモデルチェンジしたコンパクトハッチバック『A1スポーツバック』に、1.0リットル3気筒直噴ターボエンジンを搭載した「A1スポーツバック 25 TFSI」を追加し、6月16日より販売を開始した。
第2世代となる新型A1スポーツバックは、全長約4mのコンパクトボディに、低く幅広いシングルフレームグリルを採用した力強いエクステリアや95mm拡大したホイールベースによる広い室内を実現した。1.5リットル4気筒ターボエンジンを搭載。アウディならではの高剛性ボディと機敏な運動性能に加え、バーチャルコックピットやタッチディスプレイ、スマートフォンインターフェイスなどの最新デジタル技術と上級モデル譲りの運転支援システムを採用し、発売以来高い人気を博している。