マツダ3/CX-30、自動ブレーキ誤作動で2万4000台に改善対策

マツダ3
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マツダは、『マツダ3』および『CX-30』のスマートブレーキサポート(衝突被害軽減制動制御装置・SBS)に不具合があるとして、国土交通省に改善対策を届け出た。対象となるのは、2019年3月5日~10月23日に製造された2万4750台。

対象車両は、SBSの制御プログラムが不適切なため、S字路の路肩に停車した車両や大きな道路標識などを正しく認識できないことがある。そのため、衝突の可能性がないにもかかわらず障害物との接近を知らせる警報音が鳴り、ディスプレイに警告表示が出て、最悪の場合、衝突被害軽減ブレーキが作動し、急制動がかかるおそれがある。

改善措置として、全車両、車両制御コンピュータのSBS制御プログラムを対策プログラムに修正する。なお、一部車両はSBS作動設定の仕様が変更になるため、取扱説明書の変更、メータのプログラム変更を同時に実施する。

不具合は7件発生、事故は起きていない。市場からの情報により発見した。

《纐纈敏也@DAYS》

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