スバル、完成検査保証票の電子化を検討 不正の再発防止で

(イメージ)
  • (イメージ)

スバルは12月10日、完成検査の不正に関する再発防止策の進捗状況を、12月19日付けで国土交通省に報告したと発表した。

四半期報告は、今回が6回目。再発防止策で運用中のものが45件、対策を実施したものが18件で、新たに2件の再発防止策を検討している。

検討しているのは「完成車品質保証票の電子化」。完成検査業務の適正化を図るとともに、完成検査履歴について電子データとして保管することで、管理レベル向上やトレーサビリティ強化につなげることを検討中。将来的には、検査結果についてできるだけ検査機器からそのまま人手を介することなく電子データで保存できるような仕組みについても検討する。

また、外部視点で品質保証プロセスのリスクアセスメントの実施を検討する。外部視点を活かして、社内有識者による品質保証プロセスのリスクアセスメントの実施や、顕在化したリスクについて対応策を規程化・作業工程改善を図る製造プロセスにおける自工程保証レベルの向上施策を検討している。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集