メルセデスベンツ Gクラス 専用、オフロード走行体験センター完成…2020年春営業開始

メルセデスベンツGクラスのエクスペリエンスセンター
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メルセデスベンツは、『Gクラス』(Mercedes-Benz G-Class)のオフロード性能が体験できる「エクスペリエンスセンター」がオーストリアに完成し、2020年春から営業を開始すると発表した。

新型Gクラスでは、伝統の悪路走破性をさらに追求した。フロントアクスルのダブルウイッシュボーンは、サスペンションのサブフレームを介さず、ラダーフレームに直結。リアはリジットアクスルを新開発した。悪路走破性の高さを示すアプローチアングルは31度、デパーチャーアングルは30度、ランプブレークオーバーアングルは26度と、先代比でそれぞれ1度向上。最低地上高は241mmとした。

新型Gクラスには、オフロード走行専用モードの「Gモード」を採用した。このモードでは、ダンパーやステアリング、アクセルがオフロード向けのセッティングとなり、Gクラスならではの優れた悪路走破性を、さらに引き上げることが可能になる。

メルセデスベンツは、Gクラスのオフロード性能が体験できるエクスペリエンスセンターを、オーストリアの滑走路跡地に建設してきた。今回、エクスペリエンスセンターが完成し、2020年春から営業を開始する。

敷地面積は10万平方m以上。レセプションとプレゼンテーションエリアに加えて、合計4つのテストコースを設けた。オフロードセクション、最大45度の傾斜を持つ丘、旧滑走路上のオンロードセクションなどがある。オンロードセクションでは、Gクラスでのブレーキングとスラロームが体験できる。

《森脇稔》

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