ハイパーカーメーカーのアポロ、香港拠点のB2Bソリューション開発会社傘下に…GLMとグループ

ウィ・ソリューショングループが新体制に
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  • アポロIE
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香港を拠点とするモビリティーカンパニー「ウィ・ソリューショングループ」は12日、東京都内で『今後の事業戦略及びグループ体制発表会』を開催した。同グループは、欧州の自動車メーカーであるアポロオートモービルの持株会社の株式を86.06%取得したと発表した。

ウィ・ソリューショングループは自動車業界において、様々なB2Bソリューションを提供している。アポロの買収が完了次第、ブランド名を「Apollo Future Mobility Group(アポロ・フューチャー・モビリティー・グループ」=AFMGに変更する予定だ。

持ち株化するアポロオートモービルは、ドイツのエンジニアリング会社であるHWA社との協力で、ハイパーカー『アポロIE』を開発したことで知られる。「IE」は「Intensa Emozione」の頭文字、「密度のある感動」を意味し、アポロオートモービルの思想を体現する。アポロIEはオールカーボン製シャシーを採用し、軽量化に重点を置いた先端材料の採用は、高水準の安全性とよりタイトな車両パッケージングの開発能力を示唆する。さらに優れた設計能力と空力特性の実現も期待できる。

ウィ・ソリューショングループは、自動車業界を変革することを自らの使命とし、人工知能、インテリジェント・インフラストラクチャー、応用材料、安全性、および最先端モジュラー・プラットフォーム・テクノロジーを事業戦略の柱としている。自動車業界の電動化の先を見据え、持続可能なモビリティ開拓を目的として、アポロを取得した。2017年には日本のEV開発会社、GLMも傘下に収めている。

《高木啓》

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