大雨で久留里線と小湊鐵道が再び被災…水郡線は11月1日、西金-常陸大子間を除き再開へ

10月25日に襲った大雨の影響で再び列車が来なくなった久留里線上総亀山駅。
  • 10月25日に襲った大雨の影響で再び列車が来なくなった久留里線上総亀山駅。
  • 久留里線と同様、再び一部区間で運行を見合わせている小湊鐵道。
  • 台風21号の影響で第六久慈川橋梁の橋桁が流出した水郡線袋田~常陸大子間。この区間を含む西金~常陸大子間は11月1日から代行バスが運行される。

10月25日に関東地方から東北地方を襲った大雨の影響で、200mmを超える記録的雨量となった千葉県内のJR久留里線と小湊鐵道が再び被災した。

台風15号で被災した久留里線は10月11日に全線再開していたが、久留里~上総亀山間が再び運行を見合わせており、同区間では10月28日から代行バスが下り15本・上り16本運行されている。JR東日本千葉支社では11月上旬の再開を見込んでいる。

同じく台風15号で被災した小湊鐵道でも、線路冠水や土砂流入などにより上総牛久~上総中野間で運行を見合わせている。このうち上総牛久~月崎間ではバスまたはタクシーによる代行輸送が行なわれているが、月崎~上総中野間については県道が通行止となっているため行なわれていない。こちらは10月28日時点で再開見込みが明らかにされていない。

一方、台風21号で被災した線区では、常陸大宮~安積永盛間で運行を見合わせている水郡線が、11月1日に常陸大宮~西金(さいがね)間と常陸大子~安積永盛(あさかながもり)間で再開することになった。これに合わせて途中の西金~常陸大子間には代行バスが運行される。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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