第46回東京モーターショー2019が東京臨海都心で開幕した。10月23日はプレスデー、24日は招待日、一般公開は25日から11月4日までとなっている。主催は日本自動車工業会。「OPEN FUTURE」をテーマに、会場を有明の東京ビッグサイトおよび青海のお台場周辺エリアに拡大して開催する。
自動車業界の枠を越えて世界8か国から187企業・団体が参加し、オールインダストリーで「クルマ・バイクのワクワクドキドキ」から「未来の暮らし」「未来の街」まで展示領域をひろげ、来場者に未来のモビリティ社会をプレゼンテーションする。主催者は「クルマ・バイク本来の楽しさ」と「未来のモビリティ社会」を感じてもらえる東京ならではの新たなモーターショーを開催する、という。
従来の有明エリアでの展示に加え、新たに展示エリアとなった青海エリアの2つのエリアをつなぐシンボルプロムナード公園も展示スペースとし、「OPEN ROAD」として近未来を感じられるモビリティの試乗や、普段見られないレアなモビリティの展示を行なう。東京モーターショーが初めてという人も気軽に立ち寄れるよう無料エリアだ。
有明地区の「DRIVE PARK」では、最新モビリティの試乗や国際基準のドローンレースを開催するほか、モータースポーツジャパン、日本スーパーカー協会、東京オートサロンとの連携コンテンツを日替わりで実施する。
青海地区のMEGA WEBでは、自動車業界に加えて多様な業界が出展し、近未来体験や、e-Motorsportsレース大会を実施する。ビッグサイトの青海棟では、人気のこども向け職業体験型施設「キッザニア」とコラボレーションして、自動車メーカー、部品メーカー、通信事業者などが提供する、こども向け職業体験プログラムを開催する。
会場面積は過去最大となった。有明地区と青海地区との間はOPEN ROADを歩くほか、3~5分間隔でシャトルバスも運行される。