VIPをもてなす小型EV「バトラーカー」登場、遠隔操縦にも対応…東京モーターショー2019出展予定

バトラーカー
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ローランド・ベルガーの社内ベンチャーカンパニー「みんなでうごこう!」は、同じ志を持つ「和ノベーションチーム」10社と遠隔操縦可能な小型EV(電気自動車)「バトラー(執事)カー」を共同開発、10月24日から11月4日まで東京ビッグサイトなどで開催される「東京モーターショー2019」に出展する。

みんなでうごこう!プロジェクトは2018年10月に発足し、日本における移動の総量(移動人数×移動距離)を増やし、経済を活性化させることを目指した活動に取り組んでいる。バトラーカーの開発は同プロジェクトが取り組む、低速小型EV「ミニマム移動促進モビリティ」の活動の一環となる。

今回、モーターショーに出展するバトラーカーは、ガイドやサービスマンがゲストをもてなしながら送迎するためのミニマムモビリティだ。格式の高いホテルや式場、神社仏閣などで、VIPを丁重に案内する移動空間として開発。自動車らしからぬ外観と、もてなしにふさわしい高品質なインテリアが特徴だ。また手動運転だけでなく、遠隔操縦機能も搭載。車を降りてゲストを案内している間に、車両を遠隔で出口に移動させるなど、配車管理も可能だ。

同プロジェクトでは今後、車両開発だけでなく、車両予約や決済、車両の運行管理を一元的にできるアプリケーションのサービスプラットフォームを用意し、様々なユーザーが同一のインターフェースで車両を予約できるようにする計画だ。

《纐纈敏也@DAYS》

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