ディズニーリゾートラインに開業以来の新型車…ミッキーシェイプの窓を大型化 2020年春

2020年春に最初の編成が登場する『リゾートライナー(Type C)』のイメージ。「C」はローマ数字で100を意味するという。アクセントカラーは現在の10形『リゾートライナー』を踏襲しつつ、「やわらかく揺らめく波」をイメージしたグラデーションとしている。
  • 2020年春に最初の編成が登場する『リゾートライナー(Type C)』のイメージ。「C」はローマ数字で100を意味するという。アクセントカラーは現在の10形『リゾートライナー』を踏襲しつつ、「やわらかく揺らめく波」をイメージしたグラデーションとしている。
  • 車内のイメージ。ロングシートとすることで従来車より空間が広くなり、ミッキーシェイプの窓が大型化。ミッキー型の吊り手は高さが3段階となり、大人から子供まで対応。照明はLED化されている。3・4両目の車内にはバリアフリー設備としてワイドフリースペースも設置。
  • 展望席がある先頭車両の車内。一部はベビーカーや車椅子を利用する乗客に配慮して、シートの形を変更している。

東京ディズニーリゾート(千葉県浦安市)の各施設を結ぶ跨座式モノレール「ディズニーリゾートライン」を運営する舞浜リゾートラインは9月25日、総額約125億円を投じ、2020年春に新型車両を導入すると発表した。

現在、ディズニーリゾートラインでは、2001年7月の開業時から『リゾートライナー』と呼ばれる10形が運用されているが、この新型車両は、ディズニーリゾートライン始まって以来のもので、『リゾートライナー(Type C)』と呼ばれる。

「いつでもどこでもだれにでもディズニーの世界観を提供したい」というコンセプトを基に、より快適な移動空間を提供できるように開発したという車内は、ミッキーマウスをイメージしたカラーとし、ミッキーシェイプの窓を大型化することで眺望性を高めるなど、よりディズニーらしさを楽しめるよう設備が一新されている。

6両編成1本が最初に導入され、以後、2024年度末までに4本を追加。最終的に5編成30両が揃う予定。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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