損保ジャパン日本興亜とナビタイム、SDL対応車載ディスプレイ向けカーナビアプリの提供開始

SDL連携イメージ
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損保ジャパン日本興亜とナビタイムジャパンは、スマートデバイスリンク(SDL)対応車載ディスプレイを搭載するトヨタ新型『カローラ』の発売に合わせ、SDL対応カーナビアプリ「ポータブルスマイリングロード(PSR)」の提供を開始した。

両社は、2016年1月からスマートフォン用カーナビアプリPSRを提供してきたが、画面注視に起因する交通事故が増加している状況の改善と快適な車内サービスを提供するために、PSRを車載ディスプレイで利用できるSDLへの対応に向け、今年2月から実証実験を開始。SDLのニーズと技術的課題の検証が完了したことを受け、SDLに対応したPSRの提供を開始する。

SDL対応のPSRは、車両にスマートフォンを接続することで、車載ディスプレイ上でカーナビアプリの機能が利用可能。スマートフォンと比較して、大きなナビ画面でPSRを操作できるため、より快適に使用することができる。現在提供しているPSRと同様、ナビタイムジャパンがナビゲーション機能などの技術提供を行い、最新の地図を用いたルート案内やリアルタイムでの駐車場満空情報・ガソリンスタンド情報などを提供。さらに、損保ジャパン日本興亜独自のアルゴリズムによる安全運転診断や、過去の事故データを基に開発した事故多発地点アラート機能を提供する。また、安全運転診断の結果、所定の条件を満たす場合は、初めて自動車保険に加入する人や自動車を増やす人を対象に、自動車保険料を最大20%割引する。

今回のSDLに対応したPSRはiOS版のみのリリースとなるが、Android版の開発も検討を進めている。加えて、損保ジャパン日本興亜は、今後もSDLを搭載した他の車載ディスプレイへの対応を予定している。

《纐纈敏也@DAYS》

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