コマツ、無人運行できるダンプトラック41台を豪州鉱山向けに納入

BHP社サウス・フランク鉄鉱山に導入された超大型ダンプトラック930E-5
  • BHP社サウス・フランク鉄鉱山に導入された超大型ダンプトラック930E-5
  • 実験場で試験走行する超大型ダンプトラック930E-5(米国アリゾナ州)

コマツは、豪英資源大手BHP社のサウス・フランク鉄鉱山(西オーストラリア ピルバラ地区)向けに、超大型ダンプトラックの最新モデルで、無人ダンプトラック運航システム(AHS)を後付け可能な「930E-5」を計41台納入し、10月より順次稼働を開始すると発表した。

コマツでは、サウス・フランク鉄鉱山で稼働するダンプトラックやAHSを現地にてサポートするため、同社豪州法人を通じて西豪州でサポート人員の雇用を創出する。

コマツのAHSダンプトラックは、現在世界3か国9鉱山で稼働しており、累計稼働台数は180台、総運搬量は20億トンを達成した。最近ではLTEモバイルブロードバンド技術によるオペレーションも一部鉱山で開始。また今年4月に米国アリゾナ州に新設したAHSを専門に取り扱う組織「AHS Center of Excellence」より、顧客へのイノベーション、トレーニングやサポートを提供している。

《纐纈敏也@DAYS》

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