PSAグループの高級車ブランド、DSから発売されている『DS 3クロスバック』。DSらしい個性的なデザインが特徴のコンパクトSUVだが、装備面でも手抜きはない。またDS 3クロスバックのEV版であり、ブランド初のEV『DS 3クロスバック E-TENSE』も日本導入を果たした。
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発売、先進テクノロジーとラグジュアリーの融合 価格299万円より
プジョー・シトロエン・ジャポンは、DSオートモビルのコンパクトSUVDSオートモビルのコンパクトSUV『DS 3クロスバック』を6月26日より発売した。
DS 3クロスバックは、フラッグシップモデル『DS 7クロスバック』に続き日本市場に導入するBセグメントのコンパクトSUV。日本の道路事情にもマッチしたDSブランドの戦略モデルとして、重要な役割を担う。
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装備、安全面で他車を凌駕、都市生活者も使いやすく
プジョー・シトロエン・ジャポンは4月より先行受注を行っていた『DS 3クロスバック』を正式に発表、販売を開始した。
デザインでのこだわりはDSならでは
DS 3クロスバックの発表に際し、同社マーケティング部商品企画グループDSプロダクトマネージャーの水谷昌弘氏はDSブランドのプロダクトバリューの説明から始める。「デザインは常に先鋭的。動的パフォーマンスと快適性のバランス。先進テクノロジーをステージングエフェクト、すなわち演出を伴っての搭載。そして吟味されたマテリアルと細部に渡る品質感へのこだわり」がその成り立ちだという。
装備、安全面で他車を凌駕、都市生活者も使いやすく 画像
【試乗】妖艶で上質。意外にも走りは健全、快適だ…島崎七生人
ドアを開けた瞬間から、目と気持ちで楽しめる
よく女性が、こだわりの洋菓子店で買ってきたケーキの入った箱を開けた瞬間、「わぁカワイイ、美味しそう!」と声をあげる。『DS 3 クロスバック』もそんな風に、走り出さずともドアを開けた瞬間から、目と気持ちで楽しめる……そんなクルマだと思う。
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【試乗】合理的とか効率的とか無視して、とにかくマイペース…岩貞るみこ
全長4120mm、全幅1790mm。排気量は1.2リットル+ターボで、女性のストライクゾーンに突き刺さるコンパクトSUVである。
本格的なSUVなら200mmはある最低地上高(地面からクルマの下腹まで)は185mmに抑えられていることからも、「凹凸のあるラフロードも、ちょっとくらいならいけるけれど、街中のほうが似合うのよ」という声が聞こえてくる、ってどこから? カタログの数値から。
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DS 3クロスバックE-TENSE販売開始、DS初のEVは価格499万円より
グループPSAジャパンは7月29日、DSブランド初の電気自動車(EV)『DS 3クロスバックE-TENSE』の販売を開始した。
DS 3クロスバックE-TENSEは、日本市場にも2019年6月に導入されたコンパクトラグジュアリーSUV『DS 3クロスバック』のEV版。次世代コンパクトプラットフォームCMPをベースとしたeCMPに、最大出力100kW(136ps)のモーターと50kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載し、航続距離はJC08モードで398km、超高速モードを含む欧州WLTCモードで320kmに達する。
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キラキラどころか高バランス、ピュアEVも揃った小さな高級車「DS」の現在位置とは
毎年1車種ずつニューモデルを加えていくスケジュールに、2020年はコロナ禍のため遅れが出た。とはいえシトロエンから独立ブランドになって早6年半、独自開発モデルとして『DS 7 クロスバック』を世に問うてから3年半(日本上陸は2年少々前)。DSの現在位置を確かめるべく、オールラインアップ試乗会を覗いてみた。
キラキラどころか高バランス、ピュアEVも揃った小さな高級車「DS」の現在位置とは 画像
パフォーマンスライン 発売、高性能エンジン搭載の特別仕様車 最高出力155ps
グループPSAジャパンは、コンパクトラグジュアリーSUV『DS 3クロスバック』に高出力エンジンを搭載した特別仕様車「パフォーマンスライン」を設定し、1月6日より販売を開始した。
特別仕様車は、エンジンマッピングの変更に加え、ターボチャージャー、インジェクター、排気バルブ、コネクティングロッドのベアリングなどを専用設計とした1.2リットル3気筒ガソリンターボを搭載する。最高出力は通常モデル比25psアップの155ps、最大トルクは10Nmアップの240Nmを発揮。グループPSAのコンパクトカー向けプラットフォーム「CMP」搭載エンジンでもっともハイパワーな仕様とし、ダイナミックな動力性能を提供する。
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【E-TENSE 試乗】乗れば居心地よし、走れば「普通」…中村孝仁
新しい電気自動車を『E-TENSE(Eテンス)』と名付けたDSオートモビルの根幹を成すフィロソフィーについて、発表会の冒頭にとても熱心に語ってくれた広報氏にまずは感謝!
昨今、自動車を一体どうやって選んだらよいやら困る状況になりつつある。勿論要素はいくらでもあって、それは値段だったり、性能(あらゆる)だったり、あるいは使い勝手だったりするのだが、どれをとってもドングリの背比べ的でしかない。